2019年7月20日に第131回千葉授業づくり研究会「高校生が考える『ICT教育』のこれから」を開催しました。

今回は広尾学園中学校・高等学校を会場に、現場の職員である金子先生と小沼様、広尾学園高校2年生の髙橋様より、日頃からどのようにしてICTと向き合っているのかについてご講演いただきました。

 

研究会には、ICTに関して強い関心のある、教員や一般の方々、大学の教授や学生まで様々なバックグラウンドを持った多くの方々にお越しいただきました。

 

研究会の冒頭では、まず金子先生から広尾学園の今までの教育とこれからの教育についてのお話がありました。今までの教育は学校という枠組みの中を部活と勉強という要素が大部分を占めていましたが、これからの教育には、そこにプラスαの部分として、キャリアプログラムやICTを用いた活動、海外活動や、地域への貢献活動、企業と協力した活動、インターンシップなどが必要であると述べられていました。

具体的に学外での広尾学園の生徒の活動として、Unilever社と共同で行われたDoveブランドのプロモーション映像企画や、日本HP社の主催で行われた、「Mars Project」に大学と合同チームで優勝したお話、クリエイターの方とAIを用いて現代にモーツァルトを再現するプロジェクトに参加したことなどが挙げられ、高校生であっても発想力という面で様々な方面から求められており、そこにこれからの教育が見えてくるのではないかと述べていました。

また、学校内の活動では、学園祭の時に、ICTを用いた新たな表現として、映像と音楽と照明を組みわせたプログラミングなどを生徒たちが主体となって作り出し、教員が手を出せない領域まで、生徒の活動は広がっているということを述べていました。

 

次に高校生である髙橋様から、生徒目線のお話をいただきました。広尾学園には、ICTルームというものがあり、そこには3Dプリンターやレーザーカッター、iMac、Adobeのソフトなどがあり、そこで日々ものづくりや動画の編集、カメラ撮影、学内イベントの企画運営などを行っていると述べていました。また、ワークショップなども開いており、ミニチュアの車作りや、グライダー作成のワークショップなども開いており、髙橋様にとってICTルームは「『つくりたい』を叶えるコミュニティ」であると述べていました。

また、髙橋様がICTルームでの活動を通して学んだことして、4つのことを述べていました。1つ目は、「自分の中の比較優位を探す」です。これは、集団で役に立ちたい時に、自分の中で得意なことがなかったとしても、その中で比較的に得意なことを見つけ、それをやっていくことで、次第に得意になっていき、最終的には集団の役に立てるということです。2つ目は、「楽しいは共有するもの」です。ICTルームを使用するにあたって楽しいからこそ、活動しているのであることを忘れないことも大事ですが、それを押し付けずに自然に共有することができれば、より良い空間になっていくと感じたそうです。3つ目は、「教える側にとっての責任感」です。先輩の立場として、誰かに尋ねられた時、そこで答えを教えるのではなく、一緒に悩んでくれる人を求めているだということを学んだそうです。4つ目は、「信頼関係が、共創・試行錯誤を可能にする」というものです。ICTルームでは、他の場所よりも縦の責任が強く、それによって、シナジー効果が生まれているそうです。しかし、一方で新たな人間関係を構築し直すときに、多くの苦労が生まれるようで、どのような関係を作っていくのが良いのかを今も模索していると述べていました。

髙橋様にとってICTルームの存在は、教室以外で夢中になれるものであり、そこにICT環境の整備と先生方のサポートがあるおかげで、主体的に学べる場として、存在していると述べていました。

 

最後にICTルームの管理をされている小沼様から「教職員から見たICTルーム」についてお話がありました。広尾学園の生徒はChromebook、iPad、MacBookの三種類を用いており、それぞれ学校単位または個人で購入し、管理設定を導入して使用していると述べていました。問題が起こった時の対応として、今までは生徒、担任、担当教員、業者という流れであったものを、ICTルームを設置してから、その流れをまとめることができ、運営がスムーズになったそうです。ICTルームでは、業者任せにせず、生徒と先生であったり、生徒と生徒であったりが教え合う場面もあるそうで、より主体的な学びにつながると述べていました。また、破損したデバイスの状態から、生徒の抱える問題を発見することができるという副次効果も業者任せにしないことで得られたそうです。

質疑応答では、主に授業におけるICTについて、質問が飛び交いました。広尾学園では、ICTを使った特別な授業をしていないと述べていました。ICTはあくまでも授業を行う時に、生徒や先生が、自然に使っていくもので、特定のICTを使うための授業は行なっていないそうです。講義全体を通して、今後ICT教育という言葉は死語になっていくこと、ICTを使うことで問題が生じることもあるが、マイナス面ではなく、それ以上に大きなプラス面に目を向けていかないといけないということを感じました。

 

文責・企業教育研究会  石川 鉄平

 

 

~新学習指導要領に準拠、Webサイトからすぐに使える教材セット~

日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:森田 宏之、以下 NSSOL)と、特定非営利活動法人 企業教育研究会(所在地:千葉県千葉市中央区、理事長:藤川大祐、以下ACE)は、2020年度から小学校で必修化されるプログラミング学習に対応した「教員向け指導案」「授業進行スライド」「ワークシート」をセットにした教材「データをめぐる謎を探れ!」を共同で開発し、NSSOLが運営するプログラミング学習サイトK3Tunnel\ケイサントンネル(https://k3tunnel.com/)に無料公開します。

 

プログラミング用のアプリケーション、授業指導案、授業進行スライド、児童用ワークシートはK3Tunnel サイトの「Mission09 データをめぐる謎を探れ!」(https://k3tunnel.com/mission/009/)より利用できます(授業指導案、授業進行スライド、児童用ワークシートの公開は8月1日開始予定)。

 

詳細は日鉄ソリューションズ株式会社から発表されたプレスリリース(https://www.nssol.nipponsteel.com/press/2019/20190718_110000.html)をご確認ください。

 

 

2019年5月18日に第129回千葉授業づくり研究会「若者が主役になる学び、とは何か?」を開催しました。

今回は、JK(女子高生)が主役の市役所の課、ニートが主役の会社、変人が主役の研究奨励制度など、様々な実験的プロジェクトを仕掛けてきた若新雄純さまを講師としてお招きいたしました。

今回の研究会では、若い人が主役になれる学びとは何かということをテーマに若新さまよりお話をいただきました。学生から大人まで様々な専門性を持った多くの方々にお越しいただきました。

 

研究会の冒頭では、今後は答えがないという時代を受け入れ、そのことを前提として、あえて答えを見つけないという価値観が必要であることが述べられていました。様々な実験的なプロジェクトを手がけてきた若新さまがなぜ斬新なプロジェクトを考え出すことができたのか、きっかけは幼少期に感じた厳格な親と自分の感覚のズレだそうです。こうあるべきであるという価値観を教えられてきた若新さまは自分の持っている価値観とのズレを感じており、そんな思いが、慶應大学SFC研究所で研究を始めてラボを立ち上げ、「ゆるいコミュニケーション」をテーマに様々な実験的なプロジェクトを仕掛けるきっかけになったそうです。

若新さまのお話の中では、試行錯誤という言葉がキーワードの一つとして述べられていました。試行錯誤とは試みと失敗を繰り返しながら次第に見通しを立てて策や方法を見出していくことであると述べながら、現代の人は失敗を恐れていると若新さまは語ります。失敗することがいけないという価値観が試行錯誤の邪魔をしているが、今後は答えを導くのではなく「新しい〇〇」を試行錯誤することが必要となるということでした。わからないこと「?」を楽しんでいく中で発見が連鎖して何かが生まれる、この発見の連鎖が結果として成果につながると若新さまは述べていました。

 

具体的な事例としてニートが主役の株式会社や鯖江市のJK課などを設立する過程を挙げながら、新しい〇〇を試行錯誤するということは具体的にどういうことなのかお話いただきました。

 

質疑応答では新しい〇〇を試行錯誤するということをどのように教育に取り入れていくかが活発に議論されました。講義全体を通して、今後学校教育で若者が活躍できる学びをどのように取り入れていくのか試行錯誤していくことが必要なのではないかと感じました。

 

文責:企業教育研究会  貸熊 大揮

2019年度の「関西授業づくり研究会」の開催を予定している日程は下記のとおりです。

 

2019年 5月26日(日)
2019年 10月27日(日)
2020年 2月16日(日)

 

内容によっては日時を変更する場合がございますので、各回の詳細の案内をご確認ください。
詳細の案内は開催日時より1ヶ月〜2週間前に企業教育研究会・定例研究会ページにてご案内いたします。

2019年度の「千葉授業づくり研究会」の開催を予定している日程は下記のとおりです。

 

2019年 5月18日(土)
2019年 6月15日(土)
2019年 7月20日(土)
2019年 10月19日(土)
2019年 11月16日(土)
2019年 12月21日(土)

 

内容によっては日時を変更する場合がございますので、各回の詳細の案内をご確認ください。
詳細の案内は開催日時より1ヶ月〜2週間前に企業教育研究会・定例研究会ページにてご案内いたします。

12月15日(土)に第127回千葉授業づくり研究会「小麦粉から見る日本の食糧事情と食品安全」を開催しました。

 

今回は、日清製粉グループ本社CR室の南澤陽一さまを講師としてお招きいたしました。日清製粉グループは、小麦をこねてグルテンを取り出したり、石臼で小麦を挽いたりする体験型の授業を行なう活動を実施しています。

 

 

今回の研究会では、小麦を題材とした新しい授業づくりを目指す一歩として、南澤さまより日本の小麦利用に関する様々なお話をいただきました。

 

まずは、小麦粉のもとである、小麦についてのお話からレポートします。

現在、日本で使われる小麦のおよそ9割は海外から輸入したものです。小麦は世界の様々な国で生産されていますが、日本では主にアメリカ、カナダ、オーストラリアから小麦を輸入しています。例えば、タンパク質が高いパン用の小麦はカナダとアメリカから輸入していますが、アメリカからは、天ぷらやお菓子用の薄力粉として利用するタンパク質の低い小麦も輸入しているそうです。また、オーストラリアからはうどん用の小麦を輸入していますが、讃岐うどんのモチモチした歯ごたえと、つるっとしたのど越しはこの原料の特徴とのことです。様々な国から色々な品種の小麦を輸入している日本だからこそ、料理ごとに小麦を使い分けることができるそうです。

 

しかし、日本の食糧自給率は低く、今後小麦も含めて生産力を高めていく必要があります。その一環として、国内産小麦の新品種の育成も進められています。かつては日本の小麦はパンには適さないと言われていましたが、最近は北海道でパン用に適した小麦の開発に成功しているそうです。しかし、日本で育成された小麦の品種はまだ生産量が少なく、全国に行き渡るには至っていないとのことでした。

 

小麦は8000年以上前にメソポタミアで栽培化されたと言われており、その後世界中に広まって各地で多様な品種が作られていきました。日本では世界の様々な品種の小麦を輸入して使い分けている……と考えると歴史的な観点では大変興味深く思われます。その一方で、食料自給率の低さを解決するために、国内産小麦の生産量を増やすという課題があることも忘れてはいけないのですね。それでは、日本では小麦をどのように加工して小麦粉にしているのでしょうか。

 

日本では、まず外国から小麦を政府(農水省)が買い取ります。企業は政府から小麦を買い、工場で製粉して販売しているのです。外国から船で運搬された小麦は、企業のサイロに移されます。その後、小麦は工場に運ばれ、ミリング(小麦を砕く)、シフティング(砕いた小麦をふるいにかける)、ピュリファイング(白い小麦粉を取り出す)という段階を繰り返して製粉されます。

 

こうして私たちが家庭で使う白い小麦粉が出来上がるのです。最後に、消費者が安心して小麦粉を使用できるようになされている工夫についてお話をいただきました。

 

小麦粉の袋をよく見ると、「開封後は吸湿、虫害などを防ぐため、袋口のチャックをお閉めになり、お早めにお使いください。」や「小麦粉の使用にあたっては、必ず加熱調理してお召し上がりください」という注意表示や、食品素材と添加物を明確に区別した表記、アレルギー表示、原料原産地表示、遺伝子組換え表示などが書かれています。これらは、消費者の声や医学などの研究成果、消費者庁と企業のやりとりなどをふまえて表記されているそうです。また、輸入小麦の安全性の確保のために、小麦を乗せた船が原産地を発つ前にサンプルを飛行機で日本に送り、船が日本に着くまでの間に安全性の検査を終了するようにしているそうです。「企業は安全なものを作る。安心できるかどうかは、消費者の信頼次第」という言葉で、講義は締めくくられました。

 

以上の講義を受けて、新しい授業づくりに向けた討論を行ないました。研究会に参加されていた小学校の先生からは、総合的な学習の時間で小麦粉を作る授業を行なったという報告がありました。この先生は、小麦粉は世界の様々な国で利用されていることに着想?して、国際理解教育の一環として小麦粉づくりを行なったそうです。また、小麦を題材とした流通の授業の提案や、栽培化に伴う形質変化を題材とした理科の授業の提案など、様々な授業案が生まれました。

 

小麦は文明の黎明期から私たちのお腹を満たしてきた作物です。長い間人々の生活の中にあったからこそ、小麦は様々な切り口で教育に活かすことが出来る可能性を秘めていると感じました。

 

第126回千葉授業づくり研究会「SDGsカードゲームで持続可能な社会と世界とのつながりを考えよう!!」を開催しました。

 

11/17(土)に、第126回千葉授業づくり研究会「SDGsカードゲームで持続可能な社会と世界とのつながりを考えよう!!」を開催しました。今回は、株式会社チームイノベーションから、「2030SDGs」 カードゲーム公認ファシリテーターとして尾崎 麻紀様に来ていただきました。

近年、世界全体でSDGsに対する関心が高まっており、日本でも様々な取り組みがなされています。昨年には、国内外で人気を集めるタレントのピコ太郎さんが動画投稿サイトにてSDGsを紹介したことが話題になりました。

ここで、SDGsについてまずは整理しておきましょう。「SDGs(エスディージーズ)」とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年から2030年までの間に国際社会において達成されるべき17の目標と169のターゲット(具体目標)が定められています。

株式会社チームイノベーションは、「組織開発」、「ダイバーシティ推進」、「女性活躍推進」、「コーチング」に普段から取り組んでおり、組織のお悩み解決を専門にされているとのことです。「SDGsを組織の力に」ということを掲げ、SDGsとカードコーチングを掛け合わせたプログラムを独自に開発しているとのことで、今回はSDGsカードゲームを使ったワークを実際に私たちも体験させていただきました。

このブログでは、その様子をレポートいたします。

 

参加者は総勢18名。子供から大人まで様々な方々にお越しいただきました。なかには、3歳の子や受験生親子のご参加も。

以下のような流れで、全体のワークは進行していきました。

 

①司会からのご挨拶

②目的・ゴールの確認

③ワークを取り組むに当たってのマインドの確認

④写真カードを使って自己紹介

⑤SDGsの概要説明

⑥カードゲーム

⑦2030年までの自分のビジョンをつくる

⑧全体のまとめ

 

 

カードゲームでは、教室を一つの地球と捉え、プロジェクトカードを実行し、報酬をもらいながら各自に与えられたゴールの達成を目指していきました。流れは以下の通りです。

 

⑴ルールの確認

⑵10分間の行動タイム

⑶中間報告

⑷14分間の行動タイム

⑸最終発表

⑹カードゲームの振り返り、まとめ

地球の状況、自分の状況、周りの人の状況を気にしながら、時には交渉も必要となる、とても楽しいゲームとなっていました。なかには早々にゴールを達成してしまう人もいましたが、自分のゴールだけに満足してしまうと、他の人がゴールを達成するのが難しくなってしまいます。地球全体でSDGsの達成を目指すということがどういうことなのか体験することができました。

カードゲームでの振り返りを踏まえつつ、最後に2030年までに自分はどういうことをしていくかについて考え、全体のワークは終了しました。

 

 

振り返りの際には参加者から様々な意見があがり、「世界は全てつながっている、そして私もその起点の一つである!」といった声も上がりました。これから、学校教育のなかでどのようにSDGsに取り組むべきか、学校だけでなく個人でどのように関わっているべきかを考える重要な機会となりました。

 

文責:清水 浩貴(企業教育研究会)

2018年9月28日(金)~30日(日)に行われた、日本教育工学会第34回全国大会(於:東北大学)(https://www.jset.gr.jp/taikai34/)にて、研究成果を発表いたしました。

 

ITと社会のつながりを学ぶプログラミング教育
 配達におけるルートを考える実践から

○竹内 正樹(企業教育研究会),市川 陽子(伊藤忠テクノソリューションズ),藤川 大祐(千葉大学),和田 翔太,関谷 紳吾(企業教育研究会),阿部 学(敬愛大学)

 

 

SOSの出し方について考える授業プログラムの開発
 いじめ防止教材シリーズ「私たちの選択肢」の方法を用いて

◎阿部 学(敬愛大学),藤川 大祐,山本 恭輔(千葉大学),谷山 大三郎(ストップイットジャパン)

 

 

VR,ARを題材とした社会と最新技術についての授業開発

◎遠山 敬之,古林 智美,樋口 健(千葉大学)

※企業教育研究会の助成金を用いて授業開発を行った

 

 

多様な性について学ぶ動画教材の開発
 いじめ防止教材シリーズ「私たちの選択肢」の拡充

○藤川 大祐,片岡 洋子,山本 恭輔(千葉大学),阿部 学(敬愛大学),谷山 大三郎(ストップイットジャパン)

こちらは口頭発表を行いました。

 

 

研究や実践にご協力くださった皆様、ありがとうございました。

今後も、研究的な視点をもちつつ、授業開発をすすめてまいります。

 

10/20(土)に、第125回千葉授業づくり研究会「『プログラミングで学ぶ』をテーマとしたプログラミング教育」を開催しました。
今回は、新日鉄住金ソリューションズ株式会社より今野奈穂子様に来ていただきました。新日鉄住金ソリューションズ株式会社は、「プログラミングで学ぶ」をコンセプトに、小学生から大人まで学びを楽しむことができる ビジュアル・プログラミング・アプリケーションK3Tunnel(ケイサントンネル)を教育機関に無償提供し、プログラミング教育の推進活動を行なっています。
本ブログでは、その様子をレポートいたします。

近年、プログラミング教育に対する関心が高まっており、様々な教材がつくられています。
教材の多くは、『プログラミングを学ぶ』ことを目的としており、子どもたちが試行錯誤しながらプログラムを組むことが重視されています。
新日鉄住金ソリューションズ株式会社では「道具としてのプログラミング、特に数理的な分野への適用を重視したプログラミング学習ツールがあってもいいのではないか。 理科や社会、算数・数学をはじめ、さまざまな学習におけるより深い考察を促すツールとして利用できるサービスを提供できるのではないか」という思いよりK3Tunnel(ケイサントンネル)を開発されました。

今回は、そのK3Tunnelの中でも、実際に小学生を対象として授業実践が行われている2つの教材を体験しました。
①家電買い替え大作戦
②パン屋さんアドバイザー
参加者の中にはプログラミング未経験の方も多く、試行錯誤しながら真剣にプログラミングをする様子が見られました。
大人にとってもなかなか難しいもので、「ちょっと待って!」「今どこまで進んだ?」などの声が上がる場面も。
子どものほうが呑み込みが早いため、大人よりもできるスピードが速いそうです。

 

 

どちらの教材にも共通して大切にしていることは、
・プログラミング「で」教科を学ぶことができること。
・身近な問題を解決できる内容にすること。
・プログラミングそのもので困ることがないような手立てをすること。
・そのうえで、プログラミングの醍醐味も失わないこと。
・授業が入り口となり、その先の世界を垣間見ることができるようにすること。
とのことでした。

 

 

例えば、プログラミングをする際には、児童が手軽に”ヒント動画”やプログラムの”できあがり例”を確認できるため、マネをすれば誰でもプログラムを完成することができるような仕組みになっています。
プログラミングそのものについて考えるよりも、プログラミングを用いることでいかに問題解決ができるのかという点を実感できるようになっていることが分かりました。

非常に興味深い内容で、質疑応答の時間も活発な意見交換が行われました。
教科教育の中でプログラミング教育をどのように取り入れるか考える貴重な機会となりました。

 

 

文責:古川 孝太(企業教育研究会)

2018年9月1日付けで、NPO法人企業教育研究会の事務局長に和田 翔太(わだ しょうた)が就任しましたので、お知らせいたします。

今後ますます、社会的意義のある団体になれるよう努力してまいります。
これからもNPO法人企業教育研究会をよろしくお願いいたします。

6/16(土)に、第123回千葉授業づくり研究会「企業が取り組む教育CSR活動の意義と課題」を開催しました。

今回はアクセンチュア・イノベーション・ハブ東京にて、二部構成の研究会を行いました。

第1部では地方創生イノベーションスクール等において先進的なアクティブラーニングの取り組みを、第2部では先進的な教育貢献活動を行う企業様より具体的な取り組みとその背景にある思いをご講演いただきました。本ブログでは、その様子をレポートいたします。

 

 

休日にも関わらず、たくさんの皆様にお越しいただきました。企業、NPO、大学、学校等様々な立場の方にご参加いただき、有意義な時間となりました。

 

 

会場は「イノベーション・センター」、「ベンチャー」、「ラボ」、「スタジオ」の4つを結集させた「アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京」。最先端のテクノロジーが揃った会場で盛大に行いました。

 

 

第1部の講師は、福島大学理事・副学長の三浦浩喜様。「プロジェクト学習と企業連携」というテーマのもと、地方創生イノベーションスクール等において取り組まれている先進的なアクティブラーニングの事例や企業と連携した教育を行う際のメリットや課題をお話しいただきました。

 

 

第2部の講師は、先進的な教育貢献活動を行う3社様より具体的な取り組みとその背景にある思い、今後の展望を伺いました。

 

 

日本アイ・ビー・エム株式会社様

テーマ:「日本IBMが取り組む社会貢献活動〜東京都共助社会づくりを進めるための社会貢献大賞受賞の取り組み〜」

実施プログラム詳細参照先:https://ace-npo.org/wp/archives/project/ibm

 

日本モンサント株式会社様

テーマ:「農業を支えるバイオテクノロジーとSTEM教育」

実施プログラム詳細参照先:https://ace-npo.org/info/monsanto-stem/

 

アクセンチュア株式会社様

テーマ:「Skills to Succeed~ アクセンチュアが取り組む企業市民活動と次世代人材育成」

実施プログラム詳細参照先:https://ace-npo.org/wp/archives/project/accenture

 

 

当日のTwitterでの発言がまとめられていますので、是非御覧ください。

 

第123回千葉授業づくり研究会「企業が取り組む教育CSR活動の意義と課題」

#千葉授業づくり研究会

 

これまで多くの企業様と授業づくりを行ってきました。今後は各企業様とのつながりをつくり、横断型の出張授業やカリキュラムづくりに取り組むことの意義と可能性を見出した有意義な研究会となりました。

今後も引き続き研究会を実施してまいります。ぜひ多くの方のご参加お待ちしております。

 

 

文責:谷山(NPO法人企業教育研究会)

 

雑誌「教職研修」 (2018年5月号)の記事の中で、熊本大学の鈴木克明先生より『企業とつくる「魔法」の授業』の書評をいただきました。

 

 

※記事画像について
教職研修2018年5月号〈特集:教員の「行き過ぎた指導」をどう防ぐか〉
[刊行日] 2018-04-19
[雑誌コード] 03059-05
p.112

無断転載を禁止します。

朝日新聞 (2018年4月15日)「日曜に想う」に、日本IBMと企業教育研究会の連携授業「数学が分かると未来が見える!?」の杉並区立井草中学校の実践事例が記事として扱われました。

 

ソフトバンク株式会社とNPO法人企業教育研究会が共同して進めている「考えよう、ケータイ」シリーズから第5弾「みんなで考えよう、スマートフォン」教材が登場します。

 

この取り組みは青少年が安心・安全なスマートフォン利用のための普及啓発を目的とし、情報モラル授業、また保護者会などで活用できるDVD教材をお送りしてきました。

 

4/1より「みんなで考えよう、スマートフォン」のお申し込み受付を開始致します。(なお4/1(日)は休日のため、お電話での対応は4/2(月)からとなります。)

 

詳細はソフトバンク株式会社から発表されたプレスリリース(以下のURL)をご確認ください。

https://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2018/20180328_01/

 

「企業とつくる『魔法』の授業」発売いたました!

2002年の発足以来、NPO法人企業教育研究会は、多くの企業の方々とともに学校で求められる新たな授業プログラムを開発し、毎年数百件の出前授業を行ってきました。そして今、落合陽一さんが言う「魔法の世紀」にふさわしい授業を学校現場に提供すべく、新しい内容について新しい方法を用いて、授業づくりを進めています。新学習指導要領が求めている「社会に開かれた教育課程」に向けて、本書収録の「魔法」の授業にご注目ください。

『企業とつくる「魔法」の授業』特設サイト
http://ace-npo.org/book/

中学校・高等学校の授業支援を開始

日本モンサント株式会社(取締役社長:中井秀一)と、NPO法人企業教育研究会(理事長:藤川大祐、以下企業教育研究会)は、このたび、全国の中学校・高等学校で活用できる教材『農業を支えるバイオテクノロジー』を共同で開発し、全国の先生に無料配布を開始しました。

 

高校理科の生物分野、中学校・理科の遺伝に関わる単元、また中学校・家庭科の食品の選択に関わる単元で「遺伝子組換え作物」や「遺伝子組換え食品」が、教科書の中にも登場しています。日本モンサントが企業教育研究会と共同で開発した「農業を支えるバイオテクノロジー」は、理科や家庭科などの授業で、DNAや遺伝子の仕組み、遺伝子組換え技術や遺伝子組換え作物について、写真や動画、スライドや科学実験を用いて学習できる教材です。先生方が理科や家庭科、社会科などの授業の中で遺伝子組換え技術について解説したり、実験を行ったりできるようサポートするものです。教材は、映像教材やスライド、ワークシートのデータDVDと、指導案や解説をまとめた冊子がセットになっていて、無料配布となります。

 映像教材(一部)

授業進行用スライド(抜粋)

 

また、見た目では違いがわからない遺伝子組換えダイズと非遺伝子組換えダイズについて、タンパク質を検出することによって違いを確認できる実験キットも、遺伝子組換えダイズの実験用サンプルと共に無償での提供となります。このほか、企業教育研究会からは、学校教員の研修会や教育に関するイベントを対象に、授業実践のデモンストレーションや実践を行う講師派遣も実施します。

 

教材や講師派遣のお申し込み・お問い合わせは、「農業を支えるバイオテクノロジー」授業支援事務局(NPO法人企業教育研究会)までお問い合わせください。

 

教材は「農業を支えるバイオテクノロジー」Webサイトからもお申し込み可能です。

http://ace-npo.org/info/monsanto-stem/

 

「農業を支えるバイオテクノロジー」
企画 日本モンサント株式会社
制作 NPO法人企業教育研究会
監修 NPO法人くらしとバイオプラザ21

 

「農業を支えるバイオテクノロジー」授業支援事務局(NPO法人企業教育研究会)
TEL:03-5829-6108 受付時間 10:00~18:00(土日祝日を除く) Email:monsanto-stem@ace-npo.org

2017年9月15〜19日に行われた、日本教育工学会第33回全国大会(於:島根大学)(https://www.jset.gr.jp/taikai33/)にて、研究成果を発表いたしました。

 

Pepperを授業の進行役として活用する可能性:話し合いを中心とした情報モラル授業の実践から

◎竹内 正樹(企業教育研究会),藤川 大祐(千葉大学),阿部 学(敬愛大学),古林 智美(千葉大学),石原 友信(ソフトバンク)

 

集団における意思決定を学ぶ授業プログラムの開発(2):教材「ゆら社長のジレンマ」で取り上げるテーマと議論の実際

◎小牧 瞳,佐藤 康平(千葉大学),谷山 大三郎,和田 翔太(企業教育研究会),藤川 大祐(千葉大学),藤井 篤之(アクセンチュア)

 

また、大会1日目に行われたワークショップ企画にも参加いたしました。本企画では、弊会理事長・藤川大祐と副理事長・阿部学らが、株式会社LITALICOの野口晃菜さんとともに、「ゲーミフィケーションとケアとの対話」を主催しました。

このワークショップは、ゲームの要素やゲームデザインの手法を活用する「ゲーミフィケーション」と、何かしらの学校での営みで傷ついた学習者への「ケア」という2つの観点からの意見交流の場の提供を目的に開催されました。

 

また、学会最終日に開催されましたSIGセッションでは、「SIG-05ゲーム学習・オープンエデュケーション」にて副理事長・阿部が発表いたしました。自身が千葉大学で2016年に講師をつとめたグリー株式会社との共同授業「メディアリテラシー教育演習」での実践を取り上げながら、将来の「教育の情報化」の担い手育成に関してプレゼンしました。

 

研究や実践にご協力くださった皆様、ありがとうございました。

今後も、研究的な視点をもちつつ、授業開発をすすめてまいります。

2016年9月17〜18日に行われた、日本教育工学会第32回全国大会(於:大阪大学)(https://www.jset.gr.jp/taikai32/)にて、研究成果を発表いたしました。

ゲーム機でのネット接続を題材とした情報モラル教材の開発―アニメ教材の活用と話し合いを中心として―

竹内 正樹 [企業教育研究会], 阿部 学 [敬愛大学], 古林 智美 [千葉大学], 福永 憲一 [ソニー・インタラクティブエンタテインメント]

IoTをテーマとした高校生対象授業プログラムの開発

古林 智美 [千葉大学], 和田 翔太, 荒崎 智史, 吉田 尚央 [企業教育研究会], 藤川 大祐 [千葉大学], 小川 愛, 高良 理 [日本アイ・ビー・エム]

集団における意思決定を学ぶ授業プログラムの開発―教材「ゆら社長のジレンマ」の有効性と課題―

小牧 瞳 [千葉大学], 谷山 大三郎, 和田 翔太 [企業教育研究会], 藤川 大祐 [千葉大学], 藤井 篤之 [アクセンチュア]

また、大会前日に行われたワークショップ企画では、弊会理事長・藤川と副理事長・阿部が、マンガ家・すがやみつる先生とともに、「教材開発におけるクリエイティビティとは何か?―学習効果の周辺を考える」を主催しました。これまで企業教育研究会が制作した教材も取り上げながら、これからの時代の教材づくりについて、参加の皆様とともに検討しました。
※ ワークショップについての簡単なまとめがアップされています。 http://togetter.com/li/1025436

研究や実践にご協力くださった皆様、ありがとうございました。
今後も、研究的な視点をもちつつ、授業開発をすすめてまいります。

NPO法人企業教育研究会と株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントが開発した教材「オンラインゲームとの付き合い方を考えよう!」が、第32回学習デジタル教材コンクールにて、奨励賞を受賞いたしました。開発や実践にご協力くださった皆様に、感謝申し上げます。

本教材では、流行するオンライン対応ゲームで起こりうるトラブルを、オリジナルのアニメーションで描きました。アニメの主人公らがトラブルに遭いそうになってしまう場面までを描いています。アニメの視聴後、「どうしてトラブルになってしまったのだろう?」「トラブルにならないためにはどう行動すればよかったのだろう?」ということを、子どもたち自身で話し合い、考えてもらいます。「暴言編」「個人情報編」「長時間編」の3つのテーマがあります。

今後、本教材を活用する出前授業を行っていく予定です。募集開始については、企業教育研究会HPにてお知らせいたします。

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このたび、NPO法人企業教育研究会は、千葉市NPO活動大賞に応募しまして、「NPOキラリと光る活動賞」を受賞いたしました。

「先駆性・独創性・将来性の観点から有識者に高く評価された活動」に贈られる賞です。

日ごろから活動にかかわっていただいている皆さまや、ご支援頂いている皆さまのおかげでいただくことが出来ました。

昨日、理事長の藤川先生が表彰状を受け取りました。
https://twitter.com/daisukef/status/699218266871304193

引き続き、皆さまと一緒に、すべての人が教育に関わる社会を目指して、取り組みを続けていければ幸いです。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!

7/18(土)に、第100回千葉授業づくり研究会「魔法の世紀」と「教育」を開催いたしました。

連休初日にもかかわらず、たくさんの皆様にお越しいただきました。まことにありがとうございました。

記念すべき第100回目の講師は、「現代の魔法使い」こと、落合陽一さん(メディアアーティスト・筑波大学助教)。そして、「教育」への橋渡しのためのコメンテータとして、佐藤和紀さん(東京都北区立豊川小学校主任教諭・東北大学大学院情報科学研究科メディア情報学講座博士課程後期)、ACEから阿部(敬愛大学)が登壇いたしました。

テーマである、「魔法の世紀」と「教育」。「魔法」と聞くと「一体何の話だろう?」と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、言葉の背後にある文脈を読まねばなりません。落合さんは、「映像の世紀から、魔法の世紀へ」というパラダイムの転換を想定しながら、コンピュータの枠組みを飛び出して、現実の物理空間で様々なアート的な現象を起こそうという研究をされています。その現象が魔法的! そして、落合さん曰く、テクノロジーが発展した魔法の世紀では、リアルとバーチャルが融合する。成程、授業・教材づくりを考える上では、リアリティやファンタジーの構造に注目することが重要。この「魔法の世紀」の発想、これからの教育を考える上で、非常に刺激的で、避けては通れない話題です。

当日のTwitterでの発言がまとめられていますので、是非御覧ください。
第100回千葉授業づくり研究会「魔法の世紀」と「教育」/ 講師:落合陽一(筑波大学・メディアアーティスト)コメンテータ:佐藤和紀(北区立豊川小学校)阿部学(敬愛大学)
http://togetter.com/li/849167

なお、私(阿部)としては、テクノロジーそのものが、学校教育を考える私たちにとって決定的に重要なのではなく、落合さんがテクノロジーを考えるように、教育を考えたい、考えているのか、考えるべきでは、というのがポイントだと思っています。都合の良い読み替え、翻訳かもしれませんが、その先に未来があると思っています。こうした発想を下敷きに、ACEでも授業・教材づくりを進めていきたい。私個人はそのようなことを考えましたが、皆様はいかがだったでしょうか?

学校の外にいる方々と交流しながら、教育・授業を考えようと、ひとつひとつ開催してきた当研究会ですが、無事、第100回を終えることができました。内容の方は、「無事」というにはあまりに刺激的でしたが(!)、こうした異質な者同士の交流が、当初から千葉授業づくり研究会が目指してきたものであり、この会の魅力が凝縮された会となったのではないかと思っております。

第100回記念サイトがすでに公開されています。全100回の歩みや、企業・教員・学生のみなさんからのメッセージなどを掲載しています。こちらもあわせてご覧いただけましたら幸いです。


http://ace-npo.org/achievements/100cjk/

第101回目以降も異質な他者同士のまなびあいをとおして未来の教育を考えていきます。何卒お付き合いください。

文責・阿部学(ACE/敬愛大学)

 

NPO法人企業教育研究会が、経済産業省第5回キャリア教育アワードでコーディネーター部門の奨励賞を受賞することとなりました。私たちの活動を支えてくださる皆様に、感謝申し上げます。

下記リンク「別紙2」の事例集に企業教育研究会の事例が掲載されています。
http://www.meti.go.jp/press/2014/12/20141215004/20141215004.html

これからも授業づくりを基盤とした「誰もが教育に貢献する社会」づくりに励んでまいります。

 

日本アイ・ビー・エム株式会社とNPO法人企業教育研究会が共同開発した出張授業プログラムの報道発表会を、3331 Arts Chiyoda の一室で開催しました。

このプログラムは、中学生が数学や統計的な手法を身近に感じながら活用できるよう、未来の学校における選挙予測を題材としています。
日本アイ・ビー・エム マーケティング&コミュニケーションズ 社会貢献部長の小川様と、NPO法人企業教育研究会理事長の藤川から、ご出席いただいた記者のみなさまにご説明をさせていただきました。 続きを読む

今年度より千葉県内での実施が始まった出張授業「千葉県の建設業の仕事~建設現場をのぞいてみよう~」が、建設情報紙「日刊建設タイムズ」の一面に掲載されています。弊会・吉松が載っています。

本プログラムは、千葉県魅力ある建設事業推進協議会(略称:CCIちば)と協同で開発した授業です。小学校社会科の副教材「すすむ千葉県」や、5年生の社会科の内容にも対応しております。また、小学校6年生や中学校のキャリア教育を目的とした講座にも対応いたします。今年度の3学期の実施校は現在も募集中です。是非、ご応募ください。

http://ace-npo.org/info/kensetsu/

2014年9月19日〜21日にかけて行われた、日本教育工学会第30回全国大会(岐阜大学)にて、研究成果を以下のとおり発表しました。

ビッグデータの活用を学ぶ中学生対象授業プログラムの開発―未来の学校における選挙予測を題材として―
藤川 大祐,阿部 学 [千葉大学],和田 翔太,三倉 知也 [企業教育研究会],小川 愛,塚本 亜紀,畠 慎一郎 [日本アイ・ビー・エム]
※ 発表資料はこちら。 http://dfujikawa.cocolog-nifty.com/jugyo/2014/09/30-3a77.html

生活リズム改善に関する授業プログラムの開発
古谷 成司 [富里市立富里第一小学校],小池 翔太,藤川 大祐 [千葉大学],市野 敬介 [企業教育研究会]

また、弊会理事長・藤川と、理事・阿部がワークショップ企画として「教材のリアリティとファンタジーを考える」を主催しました。
一部、企業教育研究会が制作した教材も取り上げながら、教材づくりの新たな方法論について参加の皆様とともに検討しました。
※ ワークショップの報告(一部)はこちら。
http://abemanabu.jugem.jp/?eid=1152

研究にご協力くださった皆様、ありがとうございました。
今後も、研究的な視点をもちつつ、実践的に授業・教材開発をすすめてまいります。

NPO法人企業教育研究会
NPO the Association of Corporation and Education ( ACE )
ADDRESS: 〒260-0044 千葉県千葉市中央区松波2-18-8 新葉ビル3F-A
TEL: 03-5829-6108 / FAX: 050-3488-6637
E-mail: info@ace-npo.org
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