NPO法人企業教育研究会(以下、ACE)は、世界的なIT企業であるIBMとパートナーシップを結び、大学生を対象とした無料の学習プラットフォーム「IBM SkillsBuild」を大学教育の中で活用することになりました。この取り組みは、まず千葉県内の大学からスタートし、順次全国に広がる予定です。
IBM SkillsBuildとは?
「IBM SkillsBuild」は、最新のIT技術や仕事の進め方を学べるオンライン学習サイトです。AI(人工知能)、データサイエンス、モノのインターネット(IoT)、ブロックチェーンなど、現代社会で非常に重要な知識を提供しています。このプラットフォームは、業界の専門家が設計したコースを通じて、学生が自分のペースで学習できるようになっています。
学習のメリット
「IBM SkillsBuild」では、単に知識を得るだけでなく、学習の成果を証明するデジタルバッジを取得することができます。このバッジは、就職活動の際に履歴書に記載したり、LinkedInなどのプロフェッショナルなネットワーキングサイトで共有することができます。これにより、学生は学んだスキルを証明し、社会人としての競争力を高めることができます。
なぜ「IBM SkillsBuild」なのか?
現代のビジネス環境は急速に変化しており、新しい技術や知識を持つことが求められています。「IBM SkillsBuild」は、こうした変化に対応するためのスキルを無料で学べる絶好の機会を提供します。特に大学生にとって、在学中に最新のITスキルを習得することは、将来のキャリアに大きなアドバンテージとなるでしょう。
千葉県内の大学での取り組み
このパートナーシップの第一歩として、千葉県内の大学の講義で「IBM SkillsBuild」を活用するプログラムが開始されます。講義の一環として「IBM SkillsBuild」のコースを取り入れ、学生が実践的なスキルを学べるようにする計画です。学生は理論だけでなく実践的な知識を身につけることができます。
今後の展開
今後は、千葉県内の大学での成功を基に、全国の大学にも「IBM SkillsBuild」を展開していく予定です。この取り組みが広がることで、多くの学生が最新のITスキルを身につけ、日本全体の技術力向上に貢献することが期待されます。
「IBM SkillsBuild」を活用した新たな学習の機会は、学生にとって大きな力となるでしょう。無料で最新のIT技術を学べるだけでなく、デジタルバッジを通じてその成果を証明できることは、将来のキャリアにとって非常に有益です。この取り組みにご興味のある全国の大学教育関係者のみなさまは、まずは以下のお問い合わせ先にご連絡ください。
本件に関するお問い合わせは以下までお願いいたします。
NPO法人企業教育研究会 IBM SkillsBuild事務局 MAIL:info@ace-npo.org
学校・企業・大学とを結び、誰もが教育に関わり、貢献することができる社会をめざすNPO法人企業教育研究会(理事長:藤川大祐教授(千葉大学教育学部長))は、このたび、千葉大学学術研究・イノベーション推進機構(IMO)(機構長:藤江幸一(千葉大学研究担当理事)、千葉市稲毛区)と、アントレプレナーシップ教育の発展に寄与することを目的とし、相互協力の覚書を締結しました。
締結日:令和6年4月12日
目的: アントレプレナーシップ教育の分野において連携を図ることにより、起業家教育に貢献する
内容:
・アントレプレナーシップ教育教材の開発に関する研究活動
・学校へのアントレプレナーシップ教育の展開活動及び授業実施
・学校の教職員等へのアントレプレナーシップ教育の普及活動 等
具体的には、企業教育研究会が中学生を対象に開発したアントレプレナーシップ教育プログラム「ひな社長の挑戦」を用いて、幅広く学校現場で活用されるよう学校における教員研修等の授業支援をIMOとともに進めます。今回の覚書締結により連携を強化し、千葉県を中心に、アントレプレナーシップ教育の幅広い機会提供や機運醸成に貢献します。
学術研究・イノベーション推進機構(Academic Research & Innovation Management Organization: IMO)は、研究支援・産学連携機能の強化とイノベーション創出を加速する目的で千葉大学により設置されました。
IMOでは研究推進部とリサーチアドミニストレーター(URA)が連携して最先端研究の推進を支援するとともに、企業等とのコーディネート活動等の一層の強化によって、社会価値創出のための様々な取り組みを実施する体制の整備と強化を実現して参ります。多様なステークホルダーと連携しながら小中高校生向けのアントレプレナーシップ教育を進めていきます。
学術研究・イノベーション推進機構(IMO)|国立大学法人 千葉大学
【本件についてのIMOからのお知らせ】
企業教育研究会では感染症拡大防止対策として以下の方法をとっています。
2020年3月から現在に至るまで、全職員をテレワーク化しています。
新規、既存問わず出張授業や研修会の遠隔授業プランの作成をしています。
これにより、すでに遠隔化が可能となった出張授業、研修会は以下の通りです。
考え、議論する道徳・キャリア教育
データをめぐる謎を探れ!
ブリヂストングローバルコミュニケーション教室
みんなでチャレンジ!ITエンジニア
子ども向け環境授業プログラム
職員は日常の健康記録管理を行い、直近2週間で37度以上の発熱があったものは学校、取引先等に伺わない措置をとっています。
また、出張時にはマスク着用、手洗いうがい等の衛生管理の徹底を行っております。
文部科学省「新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営のためのガイドライン」に則って運営されている学校にのみ出張を行います。
直近2週間以内に感染者および濃厚接触者が発生している場合は出張できません。
ご不明な点は以下の「お問い合わせフォーム」より、ご連絡ください。
特定非営利活動法人企業教育研究会(以下「ACE」)は今年度より
オンラインで実施できる企業と連携した遠隔授業の開発・研究を推進します。
ACEでは企業のリソースやスキルを活用した出張授業や教材の開発、
提供の支援を行って参りました。
現在、新型コロナウイルスの影響により学校が再開できない状況にあります。
また再開できたとしても、当面の間、出張授業等の地域や企業と連携した取組
が難しいことが想定されます。
そのような状況の中で
「学校と社会の繋がりを切らない、多様な学びを止めない」
ことは社会に開かれた教育の実現のためにも重要な社会命題だと捉え、
弊会ではオンラインで実施できる企業と連携した遠隔授業の開発・研究を推進します。
■この取組によって見込まれる成果
<学校向け>
・オンラインで実施できる企業と連携した遠隔授業の提供
・3密を避けるためのオンライン授業の知見の提供
<企業向け>
・社会貢献活動としてオンラインでの遠隔授業の展開
・本社や事業所がある地域外の学校に対する遠隔授業の展開上記に加え、
遠隔授業の推進により、これまで出張授業では接続の難しかった僻地・
中山間地域の学校や企業の接続も可能になると考えています。
■今後の予定
5月
・弊会主催の研究会のオンライン開催
・企業と連携したオンラインでの遠隔授業の試行
6月以降
・企業と連携したオンラインでの遠隔授業の提供
このプレスリリースに対するお問い合わせは以下の
「お問い合わせフォーム」より、
ご連絡くださるようお願い申し上げます。
https://ace-npo.org/wp/general-inquiry
以上
日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:森田 宏之、以下 NSSOL)と、特定非営利活動法人 企業教育研究会(所在地:千葉県千葉市中央区、理事長:藤川大祐、以下ACE)は、2020年度から小学校で必修化されるプログラミング学習に対応した「教員向け指導案」「授業進行スライド」「ワークシート」をセットにした教材「データをめぐる謎を探れ!」を共同で開発し、NSSOLが運営するプログラミング学習サイトK3Tunnel\ケイサントンネル(https://k3tunnel.com/)に無料公開します。
プログラミング用のアプリケーション、授業指導案、授業進行スライド、児童用ワークシートはK3Tunnel サイトの「Mission09 データをめぐる謎を探れ!」(https://k3tunnel.com/mission/009/)より利用できます(授業指導案、授業進行スライド、児童用ワークシートの公開は8月1日開始予定)。
詳細は日鉄ソリューションズ株式会社から発表されたプレスリリース(https://www.nssol.nipponsteel.com/press/2019/20190718_110000.html)をご確認ください。