sessoin1
# デジタル時代の金融教育

DATE

2023.10.21(sat) 14:00-17:00

LOCATION

千葉大学 教育学部 2112教室

ADMISSION FEE

無料

GUEST
株式会社メルカリ (株式会社メルペイ)
経営戦略室 政策企画
 
齋藤 良和
PROFILE
インターネットサービス運営企業を経て、株式会社ミクシィにて青少年のインターネット利用に関する啓発活動に従事。2016年に業界団体に出向しインターネット・ホットラインセンターの副センター長を務める。2017年10月よりメルカリに参画し、フリマアプリやキャッシュレス決済等を安心安全に利用するための教育啓発の企画推進や消費者政策を担当し、自らも全国各地で講演を行う。2020年度から2021年度にかけて消費者庁「消費者保護のための啓発用デジタル教材開発に向けた有識者会議」委員を務める。2022年にはメルカリの教育ポータルサイト「mercari education」を公開し、一連の取り組みにおいてキッズデザイン賞 優秀賞・消費者担当大臣賞を受賞。一般社団法人セーファーインターネット協会認定 ネットセーフティ・スペシャリスト。
講演タイトル
メルカリの金融教育の取り組みと今後のFinTechにおける展望
株式会社マネーフォワード
グループ執行役員 CoPA (Chief of Public Affairs)
サステナビリティ担当
マネーフォワード Fintech 研究所長
瀧 俊雄 氏
PROFILE
2004年に慶應義塾大学経済学部を卒業後、野村證券株式会社に入社。 株式会社野村資本市場研究所にて、家計行動、年金制度、金融機関ビジネスモデル等の研究業務に従事。 スタンフォード大学MBA、野村ホールディングス株式会社の企画部門を経て、2012年より株式会社マネーフォワードの設立に参画。 内閣府 規制改革推進会議専門委員(共通課題対策ワーキング・グループ)、一般社団法人電子決済等代行事業者協会 代表理事、 一般社団法人Fintech協会 アドバイザー、経済産業省 認知症イノベーションアライアンスWG 等メンバー。
講演タイトル
これからの金融リテラシーとは
金融庁
総合政策局総合政策課 
課長補佐
 
串田 有
PROFILE
ルールメイキングをする立場から、金融が持つ「攻め」と「守り」の両立を通じて日本社会に貢献したいと考え、2017年に金融庁に入庁。入庁後は、銀行法・資金決済法等に関する企画立案、不良債権開示に関する制度改正、イノベーションの推進やフィンテック分野のモニタリング、財務省主計局への出向等を経験。2023年7月から現職にて、金融経済教育の推進やNISA制度の普及・促進を担当。 
講演タイトル
金融庁から見るフィンテックと金融経済教育
大阪教育大学
健康安全教育系
教授
  
鈴木 真由子
PROFILE
専門は、消費者教育学、家庭科教育学、生活経営学。1989年、静岡大学大学院教育学研究科修了後、名古屋文理短期大学、新潟大学を経て現職。2014年度~2017年度、大阪教育大学附属平野中学校長(附属高等学校平野校舎主任兼務)、2018年~堺市教育委員。現在は、大学院連合教職実践研究科副主任、附属学校連携担当学長補佐、附属学校統括副機構長。小中高等学校の家庭科教科書の作成や教材の開発に関わる。近年の研究テーマは、キャッシュレス化に対応したパーソナル・ファイナンス教育。いかに系統的なカリキュラムとして位置付け、探究型の学びを展開させるのか関心を寄せている。 
講演タイトル
消費者教育の観点からみる金融教育とデジタル時代の金融リテラシー

 

COORDINATOR
千葉大学 教育学部 学部長
NPO法人企業教育研究会 理事長
藤川 大祐
PROFILE
専門は教育方法学・授業実践開発。 1965年、東京生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学(教育学修士)。金城学院大学助教授等を経て、2001年より千葉大学勤務、2010年より千葉大学教授。2010年度千葉大学学長特別補佐。2012〜2013年度、千葉大学教育学部生涯教育課程長。2015〜2017年度、千葉大学教育学部副学部長。2018年度〜2022年度、千葉大学教育学部附属中学校長。2018年10月〜2023年3月、千葉大学教育学部副学部長(附属学校担当)。2023年度〜、千葉大学教育学部長、教育学部特命教諭(附属中学校)。 2016年10月〜、千葉市教育委員。
DESCRIPTION

現行の学習指導要領において、中学校や、高校の社会科および家庭科の中で金融教育の内容が拡充され、金融の活用や危険性について学ぶことが求められる様になりました。変化の激しい金融システムの中で生きていくために、また、多様化する金融トラブルから身を守るためにも、子どもたちに金融教育を実施することの重要性は、誰もが認識することでしょう。

しかし、金融に関連するテーマは幅広く、また変化も激しいため、一つ新たなものを学び理解しても、さらに新たなものが出てくるのが現状です。したがって、知識完結型の教育方法ではなく、日々学び続ける姿勢をどのように身につけるかが重要となります。

一方、教える側としても理解が追いつかない中、複雑な内容を子どもに教えることに不安を抱く先生方も多いのではないでしょうか。

本セッションでは、デジタル時代に求められる金融教育について、金融教育の現状、問題点、また学校教育の中で金融教育をどのように進めていけばよいか、登壇者によるプレゼンテーションや、参加者も交えたパネルディスカッションを通して考えます。

主催

NPO法人企業教育研究会/千葉大学教育学部 藤川研究室/敬愛大学教育学部 阿部研究室/兵庫県立大学環境人間学部竹内研究室ソーシャルメディア研究会

後援

千葉県教育委員会/千葉市教育委員会/千葉大学学術研究・イノベーション推進機構(IMO)

企業教育研究会20周年記念企画
日本の教育をアップデートする

20周年記念イベントとして、7回連続セッションを開催します。日本の教育をアップデートするために必要なアクションに焦点を当て、さまざまな分野の専門家と意見交換を行います。教育界だけでなく産業界の関係者も交えて、幅広い視点からの議論を行い、日本の教育改革に向けた具体的な取り組みを検討します。