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# STEAM教育

DATE

2023.7.15(sat) 14:00-17:00

LOCATION

千葉大学教育学部 大講義室(2101教室)

ADMISSION FEE

無料

GUEST
農林水産省 輸出・国際局 新興地域グループ長 参事官
(前 経済産業省産業資金課長)
兼 東京大学 公共政策大学院
非常勤講師(教育政策、教育法)
浅野 大介 氏
PROFILE
東京大学経済学部、同大学院法学政治学研究科修了後、2001年経済産業省入省。石油産業の事業再編、災害対策、地域再生、航空・港湾の規制改革とAPEC域内の物流円滑化、産業保安行政の電子化等の業務を担当後、2016年に教育産業室を立ち上げる。2018年に1人1台端末とEdTechを活用した教育改革プロジェクト「未来の教室」を立ち上げ、その後文部科学省等とGIGAスクール構想を推進。2021年よりデジタル庁に併任され教育DXを推進。同時にサービス政策課長として、DX時代のスポーツ産業の事業環境整備やサービス業全体の労働生産性問題を担当。現在、産業資金課長。
講演タイトル
経済産業省が推進するSTEAM教育 ~未来を創る子どもたちへ、学びを通して創り出す楽しさを~
ソニーグループ株式会社
サステナビリティ推進部
CSRグループ シニアマネジャー
森 悠介 氏
PROFILE
法政大学 経済学部経済学科卒 英国ノッティンガム大学ビジネススクール 経営学修士課程修了。大学卒業後、2003年4月に独立行政法人国際協力機構(JICA)に入構し、主に農村開発、コミュニティ開発、平和構築、企業連携に関する業務を通じた開発途上国の社会経済開発活動に従事(うち5年間フィリピンに駐在)。2016年9月よりPwCあらた有限責任監査法人に入所し、サステナビリティサービス部門にて、サステナビリティ戦略の立案、戦略的社会貢献活動支援、ステークホルダーエンゲージメント、非財務情報開示(ESG)の改善などに関するコンサルティング業務に従事。2021年9月より現職。サステナビリティ推進部 CSRグループにて教育支援、災害・人道支援対応、グローバル課題への対応などの社会貢献活動全体を統括。
講演タイトル
ソニーによるSTEAM教育の取組み -For the Next Generation-
千葉大学
国際未来教育基幹 特任教授
三好 荘介 氏
PROFILE
アステラス製薬から筑波大学を経て現職。現在、千葉大学では、大学院先進科学プログラムの運営責任者として、主体性の下に論理的思考力や課題発掘・解決力等を強化することでイノベーションの創出に貢献する次世代グローバルリーダーの育成に従事。これまでに、アステラス製薬では、研究室長としてキャリアデザイン面談を通じて、若手の人材育成に尽力。筑波大学グローバル教育院 教授(協働大学院)では、未来志向で研究活動を展開し、現在の研究トレンドに留まらず、気候変動問題や人権問題を含む世界的な社会課題と科学の進展に基づく研究課題を決めることができるフューチャリストの育成を目指した講義を展開。
2003.1-2005.3年 米国ワシントン大学留学. 博士(医学) 筑波大学
講演タイトル
文理融合型人材と総合知によるイノベーションの創出

 

COORDINATOR
千葉大学 教育学部 学部長
NPO法人企業教育研究会 理事長
藤川 大祐
PROFILE
専門は教育方法学・授業実践開発。 1965年、東京生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学(教育学修士)。金城学院大学助教授等を経て、2001年より千葉大学勤務、2010年より千葉大学教授。2010年度千葉大学学長特別補佐。2012〜2013年度、千葉大学教育学部生涯教育課程長。2015〜2017年度、千葉大学教育学部副学部長。2018年度〜2022年度、千葉大学教育学部附属中学校長。2018年10月〜2023年3月、千葉大学教育学部副学部長(附属学校担当)。2023年度〜、千葉大学教育学部長、教育学部特命教諭(附属中学校)。 2016年10月〜、千葉市教育委員。
DESCRIPTION

生成AIの誕生など、急速に変化するこれからの社会では、科学技術を活用するだけでなく、創造できる人材が必要とされ、STEAM教育は、科学技術の理解を深めると同時に、それらを利用して新しいものを生み出す力を養うための教育として注目されています。

STEAM教育は2000年代にSTEM教育(Science, Technology, Engineering, Mathematics)として米国で始まりましたが、現在はArtのAが加わり、STEAM教育としてその言葉は日本でも広く知られています。文部科学省では、芸術、文化、生活、経済、法律、政治、倫理等を含めた広い範囲でAを定義し、各教科等での学習を実社会での問題発見・解決に生かしていくための教科等横断的な学習を推進しています。

「理数教育に創造的な教育を加えた分野横断的な学び」とされているSTEAM教育の重要性は誰もが認識していると思われますが、国立教育政策研究所のIEA国際数学・理科教育動向調査(TIMSS2019)によると、日本では「数学(理科)を勉強すると、日常生活に役立つ」「数学(理科)を使うことが含まれる職業につきたい」と答えた中学校生徒の割合は、国際平均より下回っていると報告されています。

このような背景において、子どもたちへ向け具体的にどのようなSTEAM教育を目指し、何を行うことがベストなのか…。

当日は、産官学それぞれの立場でSTEAM教育を実践される登壇者のお話を集約した上で、参加者の方々と日本の学校教育においてSTEAM教育が進むべき方向性をディスカッションします。

 

主催

NPO法人企業教育研究会/千葉大学教育学部 藤川研究室/敬愛大学教育学部 阿部研究室/兵庫県立大学環境人間学部竹内研究室ソーシャルメディア研究会

後援

千葉市教育委員会/千葉大学学術研究・イノベーション推進機構(IMO)

企業教育研究会20周年記念企画
日本の教育をアップデートする

20周年記念イベントとして、7回連続セッションを開催します。日本の教育をアップデートするために必要なアクションに焦点を当て、さまざまな分野の専門家と意見交換を行います。教育界だけでなく産業界の関係者も交えて、幅広い視点からの議論を行い、日本の教育改革に向けた具体的な取り組みを検討します。