「子どもとインターネット、携帯電話の現状と授業実践」
千葉大学教育学部 准教授 藤川大祐
携帯電話を使用している子供たちの実態を、具体的なデータを交えながら解説。ここ数年で子供と携帯電話を取り巻く環境が変化していることや、今後望ましい行政、学校、家庭での対策について講演しました。
「考えよう、ケータイ」の実践授業
富里市教育委員会 指導主事 古谷成司氏
参加者の方々に生徒役になってもらい「情報発信編」の模擬授業を実施。この授業を通して子供たちに何を感じてほしいかを体験し、現場での活用方法を理解していただきました。
「子どもと携帯電話 ~学校、家庭、地域の現状とこれから~」
横浜市の様々な教育関係者をパネリストとしてお招きし、学校・家庭・地域に関する子供たちの携帯電話の使用状況や、起こっている問題についてお話いただきました。
質疑応答、自由討論
参加者の方々が自分の考えや、疑問をパネリスト達と共有することができました。自分の身の回りで起きたトラブルや、対策なども話題に上がり盛況のうちに終了しました。
・小6担任です。(アンケートをとると)子どもたちの半数がもっていると回答しています。また中学進学を機に携帯をもつという子どももそれなりにいます。だからこそ、小学校の高学年の段階から情報モラル、特にケータイに関する事柄の指導が必要と思います。あわせて保護者に授業に関わって頂きともに考えていけるようにしていきたいと思います。最後に、販売店での扱い(フィルタリング等)については今後も教育的な立場からどのような取り組みができるかを考えていかなくてはならないと思います。本日は貴重なお話をお聞かせ頂きありがとうございました。
・本日は、授業の教材に適した資料を捜していたのと保護者にどう啓発していけばよいのか参考になる考えを求めて来ました。様々な立場の人々の意見が聞けてとても参考になりました。
・貴重なお話をありがとうございます。私は全く別分野の企業から個人的興味で参加させていただきましたが、知らぬ間に顕在化しているメディアの問題の一端を知ることができました。事業者側の本音をもう少し聞きたかった部分はあります。事業者同士の連携も始まっているようですが、そのあたりは今後も興味を持っていきます。ありがとうございます。
・教育現場ではわからない最新の情報もあり、大変役に立ちました。他の情報モラルセミナーなどと、かなり違っていました。また、参加したいです!技術的な事も含めて、先生方に情報を提供していただければと思います