考えよう、ケータイ
2008.2.21(土)
「考えよう、ケータイ」セミナー@ちば
 
考えよう、ケータイ
「考えよう、ケータイ」セミナー@ちば
2008年2月21日(土)、千葉大学教育学部内会場にて「考えよう、ケータイセミナー@ちば」が開催されました。(参加者34名)

セミナーの内容
「子どもと携帯電話をめぐる問題とその指導」
千葉大学教育学部 准教授 藤川大祐
ケータイをとりまく行政、学校、家庭の状況を解説。子どもとケータイをめぐる問題とその指導について分かりやすく理解していただきました。

「携帯授業者としての取り組み」
ソフトバンクモバイル株式会社 CSR推進部
ソフトバンク株式会社が、DVD付き指導案を制作した背景として、CSRの取り組みや、ケータイの安全の取り組みについて解説しました。

「考えよう、ケータイ」の実践授業
富里市教育委員会 指導主事 古谷成司氏
参加者の方々に生徒役になってもらい「人間関係編」の模擬授業を実施。参加者の方々からでた意見を、実際に授業を受けた子ども達の意見と比べ、参加者の中には大人と子どもでは感じ方が違うことに驚いていた人もいました。  

質疑応答、自由討論
今回は教育関係だけでなく、普段子どもの指導にあたっている地域や企業の方々など様々な方々が参加していたため、いろいろな立場の意見を聞くことができました。
 

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参加者の感想
・携帯電話が当たり前にある時代の子どもたちに行政側が規制をするのは、問題があると思います。だからこそ、携帯電話の良さ、問題について話題にし、話し合うことが重要だと思います。教師としても、親としてもぜひ、今日の話を職場、家庭で話題にしていきたいと思います。

・大変役立つことばかりでした。ケータイに関する“環境”を考え、整えていくについては、まだ始まったばかり。さまざまな機会をとらえて、まずは自身がもっと勉強していかなければ、と思います。

・今日はありがとうございました。マスコミ情報からしか日ごろ収集できないため、とても参考になりました。DVDは子どもの問題だけでなく、大人にも依存症の方は沢山いると思いました。(質疑応答の中で出てきた)消費者センターの方のリアルな話にびっくりしました。なんとなくケータイに限らず、全てに共通した問題だと思いました。

・さまざまな分野で活動していらっしゃる方々の生の声をとても興味深く伺うことができました。急速に変化していく状況の中に育つ子ども達に同情しながら、自分で考えることのできる人間に、大人も子どももなれるように願います。

主催:NPO法人企業教育研究会、千葉大学教育学部授業実践開発研究室
後援:千葉県教育委員会、千葉大学教育学部


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