2026年2月21日・22日に開催された『日本デジタルゲーム学会 第16回年次大会』にて、ACE職員(授業開発研究員)の岡野健人さんが、見事「学生大会奨励賞」を受賞しました!
発表題目:
岡野健人・明石萌子・和田翔太(2026)
『VRの教育活用に関する教員研修のデザインと実践』
■ 受賞対象となった研究の概要
今回の受賞は、今年度Meta社と協力して取り組んできた「VR・ヘッドマウントディスプレイ(HMD)の教育活用推進」プロジェクトの成果をまとめたものです。
研究の題材となった研修会がどのような内容であったのか、その詳細はブログ下部添付の記事にて詳しく紹介しています。ぜひ併せてご覧ください!
この研修では、最新のヘッドマウントディスプレイ(HMD)を使い、理科の深海観察や図工の3Dアート体験など、VRならではの「没入感」を活かした学びの形を提案しました。
■ ご評価をいただいた点
審査員からは、本研究の独創性や実践的・実証的な姿勢について、以下のような講評をいただきました。
・独創性:着眼点が極めてユニークかつ実践的であり、豊富なデータに基づく明確な根拠が提示されている点。
・研究としての誠実さ:実証的で真摯な研究姿勢が、学術的価値を示している点。
・社会実装への視点:実際の現場導入を見据え、教育者側の運用負荷の軽減という重要な課題を提示している点。
■ 受賞した岡野さんからのコメント
このたびは、大変光栄な賞をいただき、誠にありがとうございます。
本研究は、Meta日本法人の皆様をはじめ、多くの関係者の皆さまのご協力によって実現したものであり、改めて心より感謝申し上げます。
私は大学院でも「教育工学」に関する研究に取り組んでいます。受験勉強が辛かったという自身の体験から、少しでも子どもたちに「ワクワクする授業を届けたい」という思いを原動力に、教育におけるデジタル技術の活用について研究と実践を続けてきました。
そうした関心から、今回のVRを活用した教員研修も、子どもたちにとって魅力的な学びを現場の先生方と一緒に構想できる機会をつくれないかという思いで企画・実施したものです。
ACEは、企業・学校と連携しながら新規性・提案性のある実践を積み重ね、それを学術研究として発信できることが大きな強みであると感じています。 私自身も、こうした連携の中で、研究と学校現場の双方に新しい視点や可能性をもたらす取り組みができることに、やりがいと手応えを感じています。
今後も、日本の教育をより良くするために、研究・現場双方に清らかで新しい風を吹き込んでいきたいと考えています。
引き続き精進してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
■ 学会受賞の詳細はこちら
今回の受賞に関する詳細や、学会のプログラムについては以下のリンクよりご確認いただけます。
(予稿は後日公開予定です)
■ 誰もがワクワクできる教育を目指して
岡野さんのコメントのように、「VR・ヘッドマウントディスプレイ(HMD)の教育活用推進」は、授業形態の変化や新しい学びはもちろん、物理的な制約や環境など、さまざまな理由で「体験」が難しかった子どもたちに、新しい世界を届ける強力なツールにもなり得る興味深いテーマです。
ACEはこれからも、企業の皆さまと連携し、先端技術の活用など含めた質の高い授業・教材の検証を続け、子どもたちの可能性を広げるお手伝いを続けていきます。
改めて、岡野さん、受賞おめでとうございます!



【教員研修会・実践報告】 VRを活用した新たな教育の可能性
〜仮想世界への没入から得られる学びとは〜
【文・篠崎実穂(広報)】