ACEへは大学3年生のときに入会しました。その時は、人とは違った経験ができそうだという単純な動機で参加しました。
初めての授業はセガ様と連携したゲーム産業の授業を行いました。その後、プロ野球球団の千葉ロッテマリーンズ様など多くの企業と授業づくりをさせていただきました。学生の頃から多くの大人と会話することで就職活動には困ることはなかったです(笑)。
ただACEを通じて一番学んだことは、社会全体で次世代を育てることが大切だということです。企業の方と話す子どもたちのワクワクした表情は今でも覚えています。
現在私は、このACEを関西でも展開するための活動をしています。企業と学校が連携し、よりよい授業づくりが行われることがあたり前の社会になれば嬉しいです。そのためには企業の教育貢献への意識がより高まることが必要です。企業に勤める人間として、世の中の企業へ働きかけることを、今後は私個人として取り組んでいきたいです。
ACEでは主に食育に携わっていました。例えばマクドナルド様と連携したWebコンテンツを使った授業や、日本ハム様と連携したソーセージ作り体験などです。
ACEに入会したきっかけは企業と連携した授業づくりが面白そうと思ったことでした。しかし実際にACEで活動をしてみると本当に多くのことを勉強できました。まず学生の内からビジネスとしての社会との関わり方、そしてプレスリリースの原稿を作ったり実践集の執筆をしたりと幅広い分野の活動、何より面白い授業を作るとはどういうことか、と考えることができました。
今後、より多様化した人生を送ることができる子どもたちが楽しく学べるように、たくさんの夢を抱けるように面白い授業づくりをしてください。また、協力してくれる企業様には誇りある仕事を子どもたちに教えていってほしいと思います。私は今後は授業ではなく仕事を通して一人ひとりが人生を楽しく過ごせるように支えていきます。
私は、大学3年生の時に、「子どもたちが興味を持つような授業や教材を作ってみたい」と思い、ACEに入会しました。ACEでは、主にキャリア教育に携わり、SONY様やSCE様と共に、全国各地の学校で授業を実施してきました。
現在、私は小学校の教員として勤めていますが、ACEの活動を通して学んだことが大変役に立っています。例えば、教育方法の工夫や、外部との交渉・対応の仕方についてです。また、私自身がACEで活動していたこともあり、外部と連携することに抵抗があまりなく、学校内だけでは教えることが難しい単元では、積極的に外部と連携しようと試みることができています。
クラスの子ども達には、いろいろな大人や職業人と接して、多様な価値観を身につけ、社会に参画していってほしいと思っています。そのためにも、ACEには今後も学校だけでは取り組みにくい、企業と連携した授業を提供してほしいと願っています。
ACEの活動に参加し始めた頃は企業のCSR活動って何だろう、という状態でした。ですが、活動をしていくと、実に多くの企業が教育に携わろうという熱い姿勢でいることに驚かされました。
プロ野球チームと連携した授業で使う教材映像の編集や、地元山梨の実態を踏まえたケーブルテレビ会社と協力した社会科の授業実践などを通じて、企業の思いをどのように教育に生かしていくかを学ばせていただきました。
学校教育の最前線にいる教員自らがこうした授業を企画することは、時間的・立場的にもかなり難しいものです。ですので、これから教員を志そうとする学生にとっては教育現場に立つ前にこれ以上の経験はないと思いますし、現場の教員にとってもこんなに心強い組織はありません。
私も教壇に立ってから何度か読売新聞『ことばの授業』をお願いさせていただきました。クラスの子どもたちは今でもインタビューになると記者さんからいただいたメモ帳を片手に教室から出て行きます。これからも学校と企業、そして子どもとを結ぶ架け橋として、御尽力ください。
