ケータイ・インターネット安全教室 見本市


実施日 平成24年1月21日(土)
会 場 幕張コミュニティセンター 3階 ホール(千葉市花見川区幕張町3-7730-4) 

第一部 最新の取り組みを知る

 

携帯電話端末・PHS端末の推奨制度について

後藤聡 様(東京都青少年・治安対策本部総合対策部青少年課 指導担当係長)

 東京都では、生活習慣を乱すような利用を抑制、また保護者の方が子どもに携帯電話端末を与える際の目安・参考になるように携帯電話端末及び機能の推奨を行っている。この推奨制度は南関東九都県市が共同で取り組むことになっている。利用時期を「専ら保護者等との連絡のために携帯電話を利用する時期(おおむね小学生程度)」と、「インターネット利用について学習している時期(おおむね中学生以上)」の2つに区分し、それぞれの区分ごとに推奨制度を設けている。この推奨制度はまだ始まったばかりで、効果はこれから期待したい。
 詳しくはこちらをご覧ください。東京都推奨携帯電話端末等及び機能の推奨について

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横浜市の取り組みについて

水木尚充 様(横浜市教育委員会事務局指導部 人権教育・児童生徒科指導主事)

 横浜市では小学生の4割、中学生の8割が携帯電話を所持している。そこで「『ケータイ・ネット』から子どもを守る提言」を市民全体に向けて発表した。この提言は家庭・学校・地域・行政・事業者がどのように取り組むべきか役割を示した内容となっている。具体的には保護者に向けて「子どもの携帯電話、緊急安全チェック」 を行い、フィルタリングサービスを促している。また、地域や保護者に向けて、子どもたちの適切なインターネット利用を見守るサポーターを養成する「ネットサポーター養成講座」が行われたりしている。

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情報モラル講座のデータベース化について

NPO法人企業教育研究会(ちば地域コンソーシアム 事務局)

 近年、情報モラルの教材が様々な行政・事業者から出ているため、教員が担任している児童・生徒にとって、適切な教材を探しにくい、という問題が発生している。そこで、「教員向け情報モラル教材検索サイト」を構築している。このサイトは教員へのアンケートをもとに、どのような基準で教材を選んでいるかという調査のもとに作られている。例えば、誰が作った教材なのか、価格はいくらか、など。速報性も重視しており、新着教材情報の提供も行う予定である。

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第二部 ケータイ・インターネット安全教室見本市

 

株式会社NTTドコモ千葉支店

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◯アクセス制限サービス(フィルタリング)等

 

ケータイ安全教室等の啓発事業
全部で対象別に6コース/40分~50分で無料実施。累計240万校で実施(2012年1月現在)

 

 


KDDI株式会社

 


ソフトバンクモバイル株式会社

◯DVD付き指導案冊子の無料配布
子供向けは「考えよう、ケータイ」、保護者向けは「みんなで考えよう、ケータイ」と2つの内容がある

 

◯「安心ネットづくり促進協議会」の普及・啓発イベントへの参画
子どもの情報リテラシー向上のため、ヤフー株式会社と共同で、毎年8月丸の内キッズフェスタに出展

 

◯毎年2月に慶応大学日吉校舎でのワークショップコレクションに出展
 

 


一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)

◯啓発・教育プログラムコンテンツ「ケータイ・インターネットの歩き方」の提供
テキスト、DVDに加えて教材パッケージ(指導案・板書計画・ワークシートなど)が含まれている。

 

 

 


株式会社ディー・エヌ・エー

◯24時間のネットパトロール
400名のスタッフが24時間体制で監視


◯訪問学習の受け入れ


◯学生向け「正しい携帯電話サイト利用について」の講演会実施

 


グリー株式会社

◯約450名のスタッフによる24時間のネットパトロール体制


保護者・教員向けの研修実施


◯児童・生徒向けに対象に応じたプログラムの実施

 

◯訪問学習の受け入れ

 


株式会社ガイアックス

大学生が教えるネットリテラシー講座の実施
ソーシャルメディアの光の部分に焦点をあて、大学生が講師となって高校などで講座を行っている。

 

 


NPO法人企業教育研究会

考えよう、ケータイみんなで考えよう、ケータイ
ソフトバンクモバイル株式会社と連携した情報モラル授業教材

 

わたしたちの音楽と著作権
株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントと連携した音楽産業に関わる人と著作権について学ぶ授業

 

キャリア教育支援プログラム
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントと連携したゲームコンテンツを中心とした授業。8つのプログラムの中にゲームとのつきあい方を考える内容や著作権について考える内容がある