日本の産業界では、先端技術の研究開発や、次世代への技術継承の重要性が高まっています。こうした状況の中で、文部科学省は2040年に普通科高校における文系・理系の割合が同数になるように教育改革を進める方針を打ち出しました。2026年度において「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」事業の新規指定校の採択や、追加支援の拡充が実施されるなど、教育界でも科学技術人材のさらなる育成に向けた動きが始まっています。
理数系の研究者や技術者を育成するにあたり、理科や数学に関わるキャリアについて知ることも重視されています。現行学習指導要領から新設された高等学校の教科「理数」においても、理数系科目と職業のつながりに触れることが示されています。
一方で理数系分野の中でも、日本における理工系学科への進学者は諸外国に比べて少ないという課題が指摘されています。また、中学生が知っている理科に関する仕事を挙げさせた調査では、回答が科学者、教師、医者、研究者などに集中しており、多くの生徒は理工系の職業について十分なイメージを持っていないことが示唆されています。これからの日本の産業を支える人材を育成する上で、子どもたちの理数系人材のイメージを拡大・具体化していくキャリア教育も重要ではないでしょうか。
今回の研究会では、建設・製造業界の魅力を伝え、理数系の人材育成や技術継承に取り組みながら若手のキャリアを支援している株式会社キャリア・ナビゲーションの長嶋哲夫さまを講師にお招きします。子どもたちにとって詳しく知る機会が少ない建設・製造業界の最新状況についてお話をいただき、理数系科目と職業のつながりに関心を持ち、幅広い業界を展望化できるようなキャリア教育について、参加者の皆さまとディスカッションします。皆さまのご参加を、お待ちいたしております。
長嶋哲夫 さま 株式会社キャリア・ナビゲーション 代表取締役
15:00-15:10 オープニング
15:10-16:10 講演
16:10-16:20 休憩
16:20-17:50 質疑応答・ディスカッション
17:50-18:00 クロージング
無料
千葉大学教育学部 藤川研究室
敬愛大学教育学部 阿部研究室
兵庫県立大学環境人間学部竹内研究室ソーシャルメディア研究会
NPO法人企業教育研究会