みんなで考えよう、ケータイ・スマートフォン

 「考えよう、ケータイ」プロジェクトでは、教職員研修や、保護者を対象とした研修会に講師を派遣しています。参加者が物理的に集合せず、それぞれの職場等から参加するオンライン研修会も行っています。

 

活用教材考えよう、ケータイ冊子

みんなで考えよう、ケータイ・スマートフォン


 2021年2月24日(木)は、北海道の十勝総合振興局管内の自治体の職員が参加する、十勝地区広域補導連絡協議会の研修会で、各市町村のそれぞれの職場からオンライン会議ツール(Zoom)で参加する研修会が実施されました。

 十勝総合振興局や十勝地区の各市町村の職員に向け、NPO法人企業教育研究会の職員が関東の事務所からZoomで接続。最初は、新型コロナウイルスの感染症拡大の影響で、情報モラルやセキュリティのトラブルとしてどんな相談事例が寄せられているか、具体的な事例を用いて紹介しました。
 自画撮りで写真や動画を送ることを求められて困った例や、SNSやオンラインゲームなどで人間関係が崩れてしまったトラブルの相談、アプリの中での行き過ぎた課金の事例などをお知らせしました。

 後半は「みんなで考えよう、スマートフォン」のドラマ教材を活用した模擬授業『学校で考えよう、予期せぬネットトラブル?』の模擬授業を行い、DVD教材の活用法をお伝えしました。
最後に、フィルタリングや機能制限などで予防できるトラブルも多いことをお伝えするとともに、各地域でドラマを活用した保護者会などを開催する方法をお知らせしました。

 集合しなくても、オンラインで研修ができる環境が、この1年で整備されてきています。昨年度は講師が帯広市内の会場を訪問して行った研修会。直接会って意見交換を行う時間も大切ですが、距離が離れていても、できる範囲で様々な取り組みを行うことの大切さを実感する研修会となりました。

参加者の感想

・「みんなで考えよう、スマートフォン」の動画を、消費生活の出前講座で中学生に対して利用しています。中学生の反応がかなり良かったと記憶していますので、今後も教材やパンフレット等の作成をしていただけると大変うれしいです。
・次は「小学生が家の外に集まってゲームばかりしてるけど、大丈夫?」みたいな研修を是非!
・貴重な体験をしました。ありがとうございました。今後もWEB会議なら出れそうです。


「考えよう、ケータイ事務局」では、教職員や全国各地の青少年指導員などのみなさまを対象にした研修会への講師派遣を行っています。この記事に対するお問い合わせはこちらよりお聞かせ下さい。



考えよう、ケータイ冊子

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