みんなで考えよう、ケータイ・スマートフォン

 「考えよう、ケータイ」プロジェクトでは、教職員研修や、保護者を対象とした研修会に講師を派遣しています。研修会の目的に沿って主催者の意向をうかがいながら、模擬授業以外の内容を調整させていただきます。
2019年11月30日(土)に新潟県の弥彦村役場で開催された「令和元年度 第3回 教育フォーラム」では、村内の教員、保護者、青少年保護関連に関わる地域の大人のみなさまにお集まりいただきました。
 今回は、弥彦村教育委員会指導主事の渡部智和先生にお話をうかがいました。

研修会の様子

活用教材考えよう、ケータイ冊子

みんなで考えよう、ケータイ・スマートフォン


Q:弥彦村の教育フォーラムとは、どんな集会でしょうか?

A:学校・家庭・地域の連携を行うために開催しています。弥彦村教育委員会と、弥彦小中学校運営協議会の二者が主催となっています。
  2019年度は子どもたちの健全な育成に向け、様々な教育課題を村民全体で共有して、理解を深めることを目的に開催しています。
 講話を聞くだけでなく、参加者どうしが意見交換をすることで共通の課題意識を持ち、日常の生活や学校運営などにつなげることをねらいとして開催しました。

Q:今回の「令和元年度 第3回 教育フォーラム」では、どんなテーマで開催されたのでしょうか?

A:第3回の教育フォーラムでは、「メディアコントロールについて考えよう!」というテーマを設定しました。スマートフォンやゲームなどの様々なメディアとの接触時間や、接触内容をどのようにルールづくりをしていったらよいのか、村民全体で考える機会を設定しようと考えました。
 フォーラムの時間内に、DVD教材を視聴するだけでなく、参加者どうしで話し合って交流する時間を設けたいと考え、NPO法人企業教育研究会に相談をして事前に内容を打ち合わせしました。
 参加者の中には、スマートフォンやゲーム機の操作に詳しい人もいれば、苦手意識を持たれている方もいます。多様な人が参加する中でも話し合いができるための、いくつかの方法を提案していただきました。今回は、講演やDVD教材を視聴してもらった後に、理解したことや今後に向けた問題意識を短い言葉で発表してもらえるよう、参加者が川柳を作って発表するワークを行うことにしました。

Q:参加されたみなさまの反応を教えてください。

A:「みんなで考えよう、スマートフォン」DVDの中の「③家庭で考えよう スマホトラブル、うちの子だけは大丈夫?」のドラマの内容は、フィルタリングの設定やルールづくりの大切さと、よく起きるトラブルの例が紹介されていました。スマートフォンを持っていない参加者でも、フィルタリングやルールづくりでコントロールすることや、大人も子どもも一緒に問題意識を持つことが大切だと、想像できる内容だったと思います。
 その後の川柳づくりや話し合いの中で、いろんな世代や立場の参加者が意見や価値観を話した中で、問題意識が深まり、みなさんがそれぞれにできることがあると考えられたようです。
 「スマートフォンなどのメディアとの付き合い方や、ペアレンタルコントロールなどについてはPTAでも学ぶ機会を作りたい」という話がもともと出ていましたが、その機運を高めるフォーラムになったと考えています。

 

参加者の感想

・SNS、スマートフォンの使い方を親子、学校、地域で学んでいくにはどのようにしていけばよいか、その機会、きっかけをいただくことができました。学ぶことがたくさんありました。
・大人の意見だけではなく、よくゲームを行っている子供の考えなどを受け入れていくと、解決法が少し見えてくるのではないでしょうか。
・コミュニケーションにおいては、言葉自体だけでなく、トーンや、身振り、スピード、表情の方が情報として大切だ、という話が心に残りました。昔より、言葉から真実を見抜く力、想像力が必要になっていると感じました。

 


 「考えよう、ケータイ事務局」では、教職員や全国各地の青少年指導員などのみなさまを対象にした研修会への講師派遣を行っています。この記事に対するお問い合わせはこちらよりお聞かせ下さい。