この指導案は、NPO法人企業教育研究会とMUFG(三菱UFJ銀行)が提供する小学生向けの金融経済教育「未来とお金を考える日」の指導案です。お金や銀行の歴史、金融機関の役割、お金の使い方とトラブルへの対処、SDGs・サステナブルな社会まで、下記3つのプログラムから学校の状況に応じて選んで実施できます。
| 対象 | 小学生 |
| 教科等 | 社会科・総合的な学習の時間(金融経済教育) |
| 構成 | 全3プログラム(No.1〜3)/各プログラム約45〜50分・選択制 |
| 実施地域 | 東京・大阪・名古屋近隣の学校(出張授業) |
指導案No.1 お金のことを考える
授業のねらい
- 一人一人の人生には様々なライフイベントがあり、その多くはお金がかかることを理解する。
- お金や銀行の歴史を学び、お金についての理解を深める。
- 金融機関の仕事を理解し、欲しい物が手に入りづらい時には金融機関に相談して解決できると気づく。
主な授業展開
| 順序 | 学習活動と内容 |
| 1 | ライフプランについて考える(人生ゲームを例に、様々なライフイベントに気づく)。 |
| 2 | お金がなぜ生まれたか、今のお金の前は何が使われていたかを考える。 |
| 3 | お金の歴史を理解する(物々交換→物品貨幣→金属貨幣→紙幣)。 |
| 4 | お金を使ってどんなことができるかを考え、お金が価値を交換していることを理解する。 |
| 5 | 銀行がなぜできたかを考える(金と銀を交換する「両替商」が銀行の始まり)。 |
| 6 | 銀行の仕事を考える(計算クイズで利息の仕組みを理解)。 |
| 7 | 銀行以外の金融機関の仕事を理解する(貸金業・証券業・クレジットカード業・信託業・保険業)。 |
| 8 | 自分が欲しい物と、それを手に入れるために必要なお金を考える。 |
| 9 | 欲しい物を全て買うのにかかる期間を考え、すぐに手に入れたい場合は金融機関に相談できると理解する。 |
指導案No.2 お金のしくみやお金を使うことを考える・お金のトラブルに気をつける
授業のねらい
- 身の回りの物の値段が時代によって変化していることを理解する。
- お金の正しい使い方をシミュレーションし、しっかり考えてから使うことの大切さを理解する。
- お金の貸し借り・ワンクリック詐欺・ゲームへの課金等、お金のトラブルへの対処方法を理解する。
主な授業展開
| 順序 | 学習活動と内容 |
| 1 | 「契約」とは何かを考える(日常の買い物も契約。紙やハンコは必須でない)。 |
| 2 | 最近の自分の買い物を考える(現金のほかSuica・PASMO・ペイペイなど多様な支払い方法)。 |
| 3 | 身の回りの物の値段の変化を考える(数年前との比較、明治時代と今の比較)。 |
| 4 | お金のトラブルを考える(貸し借り/ワンクリック詐欺/ゲームへの課金/ケガ・物を壊した時の賠償)。 |
| 5 | 自分が持っている物がどのように自分の物になったかを考える(親の収入で買ってもらっている)。 |
| 6 | 最近の自分が買った物を振り返る。 |
| 7 | お金をどのように使うかを考える(欲しい物→理由→値段→用意の仕方→いつ買うかの5ステップ)。 |
| 8 | 授業を振り返り、お金を使うときにどうすればよいかを考える。 |
指導案No.3 サステナブルを考える日
授業のねらい
- SDGsの17の目標を理解し、SDGsの観点で身の回りの困りごとを発見したり解決方法を考えたりできる。
- サステナブルな社会とはどのような社会かを理解し、各国の政府や企業がサステナブルな取り組みをしていることに気づく。
主な授業展開
| 順序 | 学習活動と内容 |
| 1 | SDGsの17の目標の文章とアイコンを結びつけるワークを行う。 |
| 2 | ワークをもとに、SDGsの17の目標の内容を理解する。 |
| 3 | SDGsの視点で、身の回りにある困っていることを付箋に書き出す。 |
| 4 | 付箋に書いた困りごとをグループで話し合い、似たもの同士をまとめて共有する。 |
| 5 | グループでまとめたものがSDGsの17の目標のどれに近いかを考える。 |
| 6 | 困りごとを1つ選び、理由とその解決策を考える。 |
| 7 | サステナブルなくらしや取り組みについて考える。 |
| 8 | 日本・世界・MUFGのサステナブルな取り組みについて理解する。 |
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