この指導案は、NPO法人企業教育研究会とMeta(Facebook Japan)が協働する情報モラル授業「みんなのデジタル教室」テーマ①「デジタルアイデンティティを考える」の学習指導案(1コマ50分)です。ネット上で公開される個人情報や履歴の蓄積が「オンライン上のあなた(デジタルアイデンティティ)」を形づくることを理解し、安心・安全・前向きにネットを使うコツと対策を考えます。出張授業・オンライン授業のいずれにも対応します。
| 対象 | 中学校〜高等学校 |
|---|---|
| 教科等 | 総合・道徳 |
| 時間 | 1コマ(50分) |
| ねらい |
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| 準備 | PC・プロジェクター&スクリーン・スピーカー・ワークシート・筆記用具・学習プリント(+Web環境) |
| 時配 | 学習活動・教師の働きかけ | 指導上の留意点 |
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| 導入 10分 |
インターネットの概要を知る インターネットの「1分間」を切り口に、どれくらいのデータが作られているか、世界で45億もの人が使っていることを伝える。 SNSを見て、その人の「印象」を想像してみよう インフルエンサーのInstagram画面を見て、その人の個人情報・人格・趣味・属性を想像し、ワークシートに書いて共有する(Activity「のえのん」の印象想像)。 VTR① 実際のインフルエンサーに聞いてみよう 「ネットの使い方」インタビュー。画像のみを見たときと動画を見た後で印象に違いがあったかを考える。 | プロフィールだけでなく、履歴や蓄積から読み取れる情報も想像させる。インタビューを見た後の感想を共有させる。 |
| 展開 30分 |
デジタルアイデンティティとは 名前・所属・顔写真・連絡先・趣味・購入履歴・いいね!の記録・意見・主張・リツイート/シェアしたもの…の組み合わせが、デジタル世界の「あなた」の人格(デジタルアイデンティティ)になることを解説。オンラインでは痕跡が残り、他人も自分の情報にアクセスできることを伝える。 Activity01 架空の人物のSNSからデジタルアイデンティティを想像 プロフィールやシェアの蓄積から、その人のデジタルアイデンティティを探し、ワークシートに書いて話し合う。 Activity02 架空の少年のSNSから人格・印象を予想 タイムラインから趣味や思想を読み取り、人格や印象を中心にデジタルアイデンティティを予測する。 VTR② SNS投稿のコツをインフルエンサーに聞く 公開範囲・セキュリティ(乗っ取り対策)・知らない人との距離感・公開前の確認などのコツを聞く。 | 偏った記事や投稿ばかりにいいね!/シェアしているなど、特徴的なデジタルアイデンティティを想像できるようにする。自分が評価・シェアしたことも「オンライン上のあなた」だと意識する。アカウントの乗っ取りは「デジタルアイデンティティの危機」であることを意識する。 |
| まとめ 10分 |
デジタルアイデンティティを守る対策 公開範囲の設定、セキュリティ、パスワードの扱い・2段階認証、嫌がらせ・いじめの「報告」、フォロー解除・ブロック・相談などを解説し、自分に何ができるかを話し合ってワークシートに記入する。 SNSで発信するメリット 友達が増える・世界が広がる・広告や宣伝・アドボカシー・自分の作品を公開する など。 VTR③・まとめ 「前向きにネットを使うため」のメッセージを視聴。オンライン上の情報一つ一つがデジタルアイデンティティをつくること、それを守るために考えて使う必要があることを伝える。 | 事前にできる対策と、事後でも対応できることを分けて解説する。 |