この指導案は、NPO法人企業教育研究会の起業シミュレーション教材「ひな社長の挑戦」の指導案です。架空のまち「虹が崎市」を舞台に、主人公・ひなとともに ミッション1:新規事業の立案 → ミッション2:協力者との交渉 → ミッション3:創業計画書による融資獲得 → ミッション4:組織・部署づくり という起業の一連の流れを体験し、アントレプレナーシップ(起業家精神)を育みます。各ミッションは推奨実施時間内で活動時間を先生のご判断で調整できます。
| 対象 | 中学生 |
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| 教科等 | 総合的な学習の時間(キャリア教育/アントレプレナーシップ教育) |
| 構成 | 全4ミッション(ミッション1〜3:各推奨50〜100分/ミッション4:推奨30〜50分。活動時間は調整可能) |
| ねらい | 起業模擬体験を通して、自分の職業観や勤労観を拡げて社会参画の考えをもち、他者と考えを交流しながらアントレプレナーシップを発揮する。事業の立案・交渉・資金計画・組織づくりという起業の流れを体験的に理解する。 |
| 時配 | 教師の指導・発問 | スライド/教材・教具 |
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| 10分 | 1. 教材のストーリーと自分たちの役割を知ろう 本時の活動をアニメで知ることを伝え、アニメ①を再生。ストーリーの舞台設定や登場人物を確認する。ひなの依頼を受けるか否か生徒に意思決定させ、スライド上で「はい」「いいえ」を選択する。アニメ②を再生する。 | 講義用PC/プロジェクター/【1-1 虹が崎市に関する資料】/【1-2 事業計画書】 |
| 35〜85分 |
学習課題:虹が崎市の特色を活かした事業内容を考えよう
2. 事業内容を考えよう
アニメ③を再生し、新しく立ち上げる企業型部活の事業内容を考える活動を確認。【1-1】【1-2】を配布し、個人で資料を読む(使えそうな虹が崎市の特色に印をつける・メモする)。班ごとに事業内容を考えて【1-2】事業計画書に記入し、全体で共有する。
※虹が崎市の3大問題や特色を捉えた上で、自由な発想で考えてよいことを補足。読み込みに苦戦する生徒には資料上部の「Point」に目を通すよう声をかける。
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【1-1 虹が崎市に関する資料】/【1-2 事業計画書】 |
| 5分 | 3. 本時のまとめ アニメ④を再生し、「観光漁業」という事業内容と生徒のアイディアが関連していることを全体で確認する。次時(ミッション2)に向けて、観光協会の沖野さん・企業型部活に詳しい助川さんへの聞き込みを行うことを、アニメ⑤⑥で確認する。 | スライド(アニメ④⑤⑥) |
| 時配 | 教師の指導・発問 | スライド/教材・教具 |
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| 10分 | 1. 現在の天漁社の活動状況について確認しよう アニメ①を再生(ひなと助川さんがやりとりしたメールを読む)。【2-1】を配布し【2-1(表)】を読む。観光漁業ツアーには多くの協力が必要で、天漁社以外の人への交渉が必要なこと、交渉に役立つ4つのポイントがあることを全体で確認する。 | 講義用PC/プロジェクター/【2-1(表)メール】【2-1(裏)用語一覧】/【2-2 交渉相手に関する資料】/【端末(ペアで1台)】/【2-3 メール作成シート】 |
| 35〜85分 |
発問:交渉するためのメールの文面を考えよう。
2. メールの文面を考えよう
アニメ③または静止画スライドでメールの書き方4ステップを確認。教材を配布し、交渉相手3人(魚住さん・元気さん・和月さん)の担当を割り振り、ペアでメールの文面を作成する。ペアごとに考えた文面を全体で共有し、チェック表や4つの交渉ポイントを満たしているか注目する。アニメ②を再生する。
※Googleスプレッドシートで扱う場合は担当タブを確認。トラブル時は「Ctrl+Z」で1つ前に戻す。早く終わったペアは他の交渉相手の文面も考える。
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【2-2 交渉相手に関する資料】/【2-3 メール作成シート】/【端末(ペアで1台)】 |
| 5分 | 3. 本時のまとめ アニメ④を再生し、「PR(パブリック・リレーションズ)」という言葉の意味をおさえる。次時(ミッション3)では事業拡大に向けて活動することを伝える。単元の最後の場合は、アニメ⑤でひなからの感謝のメッセージを確認する。 | スライド(アニメ④⑤)/【2-1(裏)用語一覧】 |
| 時配 | 教師の指導・発問 | スライド/教材・教具 |
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| 10分 | 1. 現在の天漁社の活動状況について確認しよう アニメ①を再生(助川さんから届いたメールを読む)。【3-1】を配布し【3-1(表)(裏)】を読む。活動拠点の資金のために融資を受ける方法があること、融資には決まった流れがあり創業計画書の作成が求められること、1〜3年程度で返済できる見込みを示せれば融資の可能性が高まることを全体で確認する。 | 講義用PC/プロジェクター/【3-1(表)メール】【3-1(裏)用語一覧】/【3-2 ステークホルダー情報】/【3-3 創業計画書】/【1-1 虹が崎市に関する資料】/【端末(ペアで1台)】 |
| 35〜85分 |
発問:融資の返済に必要な期間を考え、創業計画書を完成させよう。
2. 返済に必要な期間とその根拠を考えよう
アニメ②を再生。融資返済額が赤字、または返済期間が1〜3年を超えると融資が受けられないことを確認。教材を配布し、アニメ③または静止画で収支の見通し表作成の3ステップを確認して、ペアで創業計画書を作成する。ペアごとに作成した創業計画書を全体で共有する。
※プランの金額や見込み観光客数は【1-1】を参照。活動についていけない生徒には「練習」タブで使い方を練習させる。赤字でないか・返済期限が適切か・単価や数量の理由が考えられているかに注目。
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【3-2 ステークホルダー情報】/【3-3 創業計画書】/【1-1 虹が崎市に関する資料】/【端末(ペアで1台)】 |
| 5分 | 3. 本時のまとめ アニメ④を再生し、次時(ミッション4)では会社をもっと大きくしていくために活動することを伝える。単元の最後の場合は、アニメ⑤でひなからの感謝のメッセージを確認する。 | スライド(アニメ④⑤) |
| 時配 | 教師の指導・発問 | スライド/教材・教具 |
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| 5分 | 1. 現在の天漁社の活動状況について確認しよう アニメ①を再生。社員1人1人に任せる仕事を明確にすることで専門性や業務効率を高め、事業の拡大につながることを確認する。 | 講義用PC/プロジェクター/【ミッション1〜3の資料】/【4-1 部署作成シート】/【4-2 組織図】 |
| 20〜40分 |
発問:これからの天漁社に必要な部署を考えよう。
2. 部署について考えよう
組織図の身近な例として中学校の生徒会の組織図を提示。【4-1】【4-2】を配布し、班ごとに部署や組織図を考えて作成する。ミッション1〜3の資料から業務内容を洗い出してグルーピングする方法や、一般的な部署名を調べて当てはめる方法を実態に応じて支援する。班ごとに考えた組織体制を全体で共有する。
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【4-1 部署作成シート】/【4-2 組織図】/【ミッション1〜3の資料】 |
| 5分 | 3. 本時のまとめ アニメ②を再生し、起業を思い立ってから様々な人と関係づくりをし、長期的な見通しをもって部署を作成するという起業一連の流れを振り返る。アニメ③を再生して単元をまとめる。 | スライド(アニメ②③) |