この指導案は、NPO法人企業教育研究会の出張授業「カードゲームで学ぶキャリア図鑑」を受けた生徒向けの、発展学習モデル指導案②(100分)です。実社会の社会問題と、その解決に関わっている職業を調べ・予想・探究することを通して、人々が仕事を通して社会に参加していることを学びます。
| 対象 | 中学生(中学2年生を想定) |
|---|---|
| 教科等 | 総合的な学習の時間、キャリア教育 |
| 時間 | 100分(2コマ/休み時間10分を含む) |
| ねらい | 実社会の社会問題にも様々な職業の人が関わっていること、人々は仕事を通して社会に参加していることを理解し、自分が将来どのような職業を通して社会に参加したいかを考えることで進路選択につなげる。 |
| 時配 | 教師の指導・支援/発問 | 教材 |
|---|---|---|
| 5分 |
1. 実社会の問題解決に、世の中の仕事はどのように関わっているのだろう?(問題の設定)
前時を振り返り、以下の点を確認する。
発問A:身近な地域社会の問題解決には、どのような職業の人々が関わっているのかを探究しよう!
※先生が社会問題を設定しても良い。参考:各市町村が作成している総合計画を検索し、地域社会の問題を調べることも可能です。
発問B:自分の興味関心がある社会問題の解決には、どのような職業の人々が関わっているのかを探究しよう!
※個人で探究しても、興味関心が近い人のグループで探究しても良い。
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スライド(前時のスライドから関連部分を抜粋) |
| 15分 | 2. 社会問題について調べよう(情報の収集・整理) 前時に配布した冊子やGIGAスクール端末、学校図書館等を活用して社会問題について調べ、ワークシートの1に記入するように伝える。 ※ワークシートには「原因」「現状」「解決のために取り組まれていること」という項目があります。調べて分かったことを当てはまる項目に整理しながら記入するようにご指導ください。 ※クラスの実態や、キャリア教育カリキュラムなどに応じて時間は調整してください。 | GIGAスクール端末/冊子/事後学習用ワークシートⅡ |
| 20分 | 3. 社会問題の解決に関わっている職業を予想しよう(分析) ワークシートの各項目に記入した内容を振り返り、どのような職業の人々が関わっているのか予想し、ワークシートの2に記入するように伝える。 ※幅広い視点で関連する職業を予想できるよう、なるべく多くの職業を記入するように促してください。 ※同じ社会問題や関連する社会問題を調べた学習者同士で話し合いながら予想しても良いです。 | GIGAスクール端末/事後学習用ワークシートⅡ |
| 10分 | 〜休み時間〜 | ― |
| 10分 | 4. 予想を近くの人と共有しよう(まとめ・表現→問題の発見・設定) 近くの人(2〜4人程度)と予想したことを共有し、お互いに予想に対して意見を伝え合うように伝える。 ※共有を通して他にも問題解決に関わっている職業があると気づいた場合はワークシートの2に書き加えるようにご指導ください。また、共有の結果、関係するかどうか迷う職業が見つかった場合は、自分でも調べられるようにマーカーなどで印をつけておくようにご指導ください。 | 事後学習用ワークシートⅡ |
| 30分 | 5. 予想を確かめよう(情報収集・整理分析) 予想で挙げた職業の中から1つ選び、GIGAスクール端末や学校図書館等を活用して実際にはどのように社会問題に関わっているのかを調べ、ワークシートの3に記入するように伝える。 ※同じ社会問題や関連する社会問題を調べた学習者同士で話し合いながら調べても良いです。 ※職場体験と関連づけた発展学習:関係者へのインタビュー等。 | GIGAスクール端末/事後学習用ワークシートⅡ |
| 8分 | 6. 調べて確かめたことを近くの人と共有しよう(まとめ・表現) 予想を共有した人と、調べて確かめたことを共有し合うように伝える。 | ― |
| 2分 | 7. 授業のまとめ 実社会の社会問題にも様々な職業の人が関わっていることを確認する。世の中で働く様々な職業の人々は、仕事を通して社会に参加していることを確認する。自分は将来、どのような職業を通して社会に参加したいのかを考えていくことで、その仕事に関連する進路が具体的にわかるようになり、進路選択につながることを伝える。 | ― |