イベント情報

ケータイ・インターネット安全教室 指導者養成講座

開催レポート


2014年3月1日(土)に「ケータイ・インターネット安全教室 指導者養成講座」を、千葉市生涯学習センターで開催しました。

 

子どもたちを取り巻くインターネット環境が変化している中、単なる知識の伝達にとどまらない、ワークショップ型講座の重要性が増してきています。

 

今回は、近年の安全教室へのニーズの整理や、千葉県が作成した映像教材の紹介に加え、各地でワークショップ型講座を行っている講師による実演を交えた、体験的な講座を企画しました。

 

プログラム
・ケータイ・インターネット安全教室 近年のニーズについて
・ワークショップ型講座の体験
・千葉県作成教材『インターネット×リアル』内容紹介
・質疑応答

 

静岡大学の酒井郷平氏からは、子ども自身がケータイ依存の尺度をつくるというワークショップの紹介がありました。グループ毎に尺度をつくり、その差異をみていくことをとおして、依存の問題を自分事として感じてもらうことをねらいとしたプログラムです。

 

千葉大学の阿部学氏からは、ブレイン・ライティング・シートというツールの活用アイデアについてお話がありました。単に「話し合いましょう」というだけでなく、楽しくゲーム感覚で取り組めるために、場にあったツールを用意することが有効であるとのことでした。

 

講座の参加者からは、
「新鮮なワークショップ方式で、楽しく参加できました」
「普通の大人が普通に子供に話ができるきっかけになり得る、大変よい機会だと思いました」
「最新の話題を盛り込んだ講話の仕方についても教えていただければ」
という感想がありました。

 

今後も、様々なかたちで各地の安全教室の実施をサポートして参ります。