第116回千葉授業づくり研究会
フォニックスは小学校でどのように取り扱われるべきか
「小学校英語」は2009年度から外国語活動として5・6年生を対象に始まり,2011年度に必修化され,さらに2020年度からは,5・6年生については教科書や評価も伴った「教科化」がなされます。さらに,外国語活動は3年生から始めるというかたちで前倒しされることがすでに決まっている中,綴りと発音に関する法則を利用した学習法「フォニックス」の重要性がどのように増していくかについて,日本のフォニックス教育の第一人者をお迎えして考えます。 日本にはじめて本格的にフォニックス学習を導入し,1979年に松香フォニックス研究所を設立した,松香洋子先生にご講演いただきます。松香先生は,読み書き指導中心の日本の英語教育に疑問を持ち,38年にわたり「英語でコミュニケーションができ,国際的なマナーを身につけた子ども」を育てる児童英語教育の普及に貢献してきました。 今回は4部構成でご講演いただきます。 「1. フォニックスとは何か?」では,mpiの考える日本の子供に適したフォニックス指導についてや,フォニックスでどこまで子どもの力を引き出すかについて。続く「2. 小学校でどこまでやる? 」では,文字指導・フォニックス・読み・書きなどをどの程度まで取り扱うべきか。さらには「3. 小中連携について」「4. 小学生に適したフォニックスの指導法」をご紹介いただきます。   ■講師プロフィール 松香 洋子 様 (mpi松香フォニックス 会長) 玉川大学文学部英米文学科、早稲田大学英語学専攻科卒業、カリフォルニア州立大学大学院修了。 オランダユトレヒト大学客員研究員として英語教育を研究。 現在、株式会社mpi松香フォニックス会長、J-SHINE小学校英語指導者認定協議会理事・認定委員、放送大学教員免許更新講習講師。 日本にはじめて本格的にフォニックス学習を導入、1979年に松香フォニックス研究所を設立。 読み書き指導中心の日本の英語教育に疑問を持ち、38年にわたり「英語でコミュニケーションができ、国際的なマナーを身につけた子ども」を育てる児童英語教育の普及に貢献してきた。 述べ2000件を超える全国の小学校・自治体・英語教育機関で講演・顧問・研修活動を行う。 著書多数。 2005年 宮沢賢治学会イーハトーブ賞奨励賞受賞。2008年 英国国際研究所第一回国際言語教育賞「ことばと教育」児童英語部門伊藤克敏賞受賞。  
日時
2017年7月15日(土)   16:00~19:00
講師
松香 洋子 様 (mpi松香フォニックス 会長)
スケジュール
16:00-16:15 参加者自己紹介 16:15-17:15 講演 17:15-17:30 休憩 17:30-19:00 質疑応答・自由討論 (19:30- 西千葉駅近くのお店で懇親会)
会場
千葉大学 教育学部 1号館3階 模擬授業演習教室
千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33
参加費
非会員:2,000円 会員:1,000円 学生:無料 (会員とは、企業教育研究会会員を指します。)
主催
千葉大学教育学部藤川研究室 NPO法人企業教育研究会

過去の実績
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