メッセージ

日本アイ・ビー・エム株式会社 社会貢献 部長

小川 愛 様

 千葉授業づくり研究会、100回記念、おめでとうございます。
 弊社では2014年11月22日に開催されました第95回目の研究会に参加させていただき、NPO法人企業教育研究会様と一緒に開発をしたビッグ・データの活用をテーマにした中学生向けの数学の授業プログラム「数学がわかると未来が見える?!社会の中のデータ活用」を中心にお話しをさせていただきました。研究会では参加されている方々の熱い思いと共に、教育のために広くアンテナをひろげていらっしゃる探究心の深さを感じました。それこそが、研究会が100回続く原動力なのだと思います。
 これからの子ども達は、将来、今は存在しない仕事に就くことが多いと言われています。これからは多くの経験をし、多様性の中で柔軟な行動と思考ができることが必要となってくるでしょう。そのために企業がお役に立てることも多いと思っておりますので、今後ともさまざまな場面で協働させていただければと思います。
 研究会の今後のご発展を祈念しております。


港区御成門中学校 教諭

岸 順一 先生

 私と、「千葉授業づくり研究会」の出会いは2004年のことでした。
 きっかけは、当時私が所属していた葛飾区教育研究会の講演会に、藤川先生が講師として講演されたからでした。実は藤川先生のことは、先生の著書(「数学する教室」学事出版)で以前から知っており、まさに私にとっては劇的な再会だったわけです。
 その後、この研究会に顔を出すようになり、気づけば10年以上の歳月が。その間、それはそれは個性的な講師の方との出会いや、それに負けないくらい独特な参加者の方々との出会いがありました。その講師と参加者の間で繰り広げられる、講演よりも長い質疑応答の時間もまた、この会の特徴であり、私にとっては楽しみでもありました。これが、私が10年以上もこの研究会に参加する動機になっていると言っても過言ではありません。今後も、こんな濃厚な時間と、怪しい人たちとの出会いを求め、研究会に参加させていただきたいと思います。


千葉大学教育学部 3年

古林 智美 さん

 私は大学1年生の時にACEに入会しました。
 1年生で平日は授業で忙しく、一般のACEの活動にほとんど参加できなかったので、せめて授業がない日のことには参加しよう、というのが千葉授業づくり研究会に参加したきっかけでした。
 しかし、ある時から千葉授業づくり研究会に参加すると、まるで冒険をしているような心境になりました。毎回、自分の全く知らなかった世界に触れることができ、今まで本当に狭い景色しか見ることのできなかった自分の視野が広がっていくのを感じるのです。遠く離れた分野同士のことが教育という枠の中でつながる、というような発見もあります。
 そして、この研究会を通して、教育を支えているのは社会全体であるということを実感できました。様々な分野の人々が子どもたちのことを考えて語る、その熱い想いを聞くとわくわくしてしまいます。
 100回目の落合さんの講演、そして100回以降の研究会でもどんな世界を見ることができるのか、とても楽しみです。今後も研究会に参加し多くのことを学び、生かしていけるよう努めたいと思います。

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